■仕事の愚痴
バイトもそうだけど仕事したら「全然しっかりしてない」って幻滅したんですよね。
お仕事ってもっとちゃんとしてると思ったけど、全然ゆるい。スムーズじゃない、効率的じゃない、経験を全員に共有するシステムとかない。マニュアルも詳細にない。改善の余地がある従来のやり方や個々人のやり方が継承されていく。
でも私は仕事が遅くてな、幻滅というか飽き飽きされる側でな。
「そんなに言うならお前はさぞかしできる奴なんだろうな」って言われたらもう駄目なんですけど。
お仕事してる忙しい方々は作業の遅い奴には辟易してるの分かるの。友達も愚痴ってたからさ…。
私だって早くなりてぇよ…。
迷惑かけたいわけじゃないんだ。しっかりやりたいだけなんだ。お客様がいることだから、丁寧にしっかりやりたいだけなんだ。でも時間を守らずに周りになんとかさせて甘えてる部分もめっちゃある…すみません…。
加減が、時間内に収めるテクニックやバランス感覚が分からないんや…。納得しながらそれらを身につけて早くなりたいんや…。
早くしたいが為に雑な出来を許していくのが地味にダメージ食らう。
そもそもどれくらいの完成度(?)が許されるかの基準が分からない。
分からないままやるなよって思う。でも聞くのも怖くて。作業の中断させるじゃん。「そんなこといちいち聞く?」って思わせるかもじゃん。「適当でいいよ」って聞いた成果が得られずにもやとやと、もう一回聞くのも悪いし聞けない…ってなるかもじゃん。「真面目すぎ」みたいに「なんだこいつ」的に引かれたりするかもじゃん。そもそも人に聞くの苦手な性質だからハードル高くて精神ポイント人より消費しちゃうじゃん。
そんなことを怖がってないでやれよって感じもあるけど、やっぱり傷つくのは怖いじゃん。
生きるのって、人と関わるのって疲れる。
しっかり確認しようとリーダーに聞いたら「そのくらいいいですよ(笑)」(わざわざそれ聞く?みたいなニュアンス)と返されたり、リーダーの言うこと(ルール)を守ろうとしたり敬語を心がけただけで同じ作業者に「真面目だね」「面倒くさい」って笑われたの、心にきつかったぜ。
間違っちゃいけないと、勝手しちゃいけないと思って聞いたんじゃん…。なんだこいつって笑わないでくれよ…。
しっかりやりたいって思わないの…?しっかりやらないことに罪悪感とかないの…?傷がついていくの感じない?きつくないの?
分かんねーよ…なんでこっちが悪者みたいなんだ…。
自分が上なら言ったこと守って欲しいし何度も言いたくないから、下っ端の自分は守りたいじゃん。ただでさえ仕事あって大変なのに些細なことに精神削られるのもきっと嫌じゃん。
分かんねーよ…。泣きたくなるぜ…。
でも私仕事遅いできない奴だし、プライベートも堕落してるし、求めるものと実際の乖離が激しいんだよな。お前が言うなって感じだーあっはっは(大の字)
つれーな。
気持ちよく仕事するには、しっかり丁寧に早くできる超人にならないといけないんだもん。
バランスよく立ち回れる人間になりてーよ。傷つきたくないよ…。
■聖人君子になりたい
それで今思ったんだけど、たまに人を見下しちゃうことが嫌だったんだけど、見下すことで安定しようとしてたのかもしれないなって。
見下せば「この人に何言われてもどうでもいいや。どうせこの人だし」って不安定になるの防げるわけで。
「私は悪くない。お前らが悪いだけだ」って精神になれば笑われたりしても真っ直ぐ進んでいけるし。
でもやっぱり見下すの嫌だ…。性格悪い…。力もないのに何様…。
「私は優位です」って感じにアピールするのも嫌だ…。優位部分があると支配したくなる感じも嫌だ…。
授業で当てられて答えられないでいたときに周りに答えこっそり言ってくれる人がいたけど、聞こえなかったフリするくらいにそういうのに頼るの嫌だし…。
ノート回収とかで人見知りで大声出せないタイプなの分かって積極的に「ノート出してください」を同じ係の友達が言ってくれたりしたこともちょっと嫌だった…。
生きるにつらい性格で、つらい…。
見下されたくないし、見下したくない…。
そんなもんから離れて笑って幸せに暮らしたいよ…。
心の底からいい人に、優しい人になりてーよ…。加えてできる奴になりてー…。聖人君子になりてー…。
■見て考えて
よっしゃ!
感情吐き出したら対策考えればええんや!建設的!
で、考えてみると他のことに気を取られたり集中できなくて思考止まっちゃうので、本で見た一分で考えるのやります。スピード!
Q.作業が早くなるには?
・基準を定める
・一つ一つを突き詰めていく
・現状把握のためメモをして、改善案を出して試していく
Q.性格の悪さを直すには?
・どこがどう嫌か知る(書き出す)
・対策を考えて実行
・長所を伸ばして引っ張っていく
Q.マウント取りや支配欲をなくすには?
・敬意を払う
・他に興味を持つ
・宇宙の一部、小さな存在であることに気づく
・愛する
Q.時間内に済ませるには?
・時間の把握(体感を確実に)
・一作業の時間計測をして把握
・真似する
・要をおさえる(他は軽く)
書いてて思ったんだけど、私の様子も誰かの対応も、全て一面にしか過ぎないんだよな。
一点だけ見て、視野を狭くして、苦しい気持ちにならなくてもいいんじゃないかなあ。
私にも他人にも良いところあるもんな。
「一点だけ」じゃない、「全体のうちの一点」という意識は大事かもしれない。「木を見て森を見ず」にならないようにしたいよね。
■より良い事実を目指す
仕事の場、社会だってこんなもんだ。
自分一人が「すごくない(完璧でない)」ことぐらい普通だね。駄目がいっぱいあるのも当たり前だわ。
目指すのは「完璧」じゃなくて「より良い」だわ。過去より今より良いなら、どんなに小さくたって素晴らしい。
作業が人より一回り遅いなら、0.9回り遅いになれば進歩さ。
そのゆっくりな進歩が人(自分や他人)に許されなくても、より良くはなってる事実は変わらない。
そう思うと「事実」って強いな。感情や外的要素から独立できる。芯があってかっけーな。
より良くなった事実を増やしていきたいな。
(2019年 14記事目)