デコメ日記

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カウンセリング論



【カウンセリング論】

という授業がありまして。



まあ、講義っていうか実践のような授業なんだよね。

たとえば、
目を見て話を聞いてもらったとき
 と
反対向かれたとき
とでは絶対「話したい」って気持ちの度が違うでしょ?

反対向いてる相手に話してたって虚しいだけ。


そういうことを身をもって体験するような授業なんだよね。
あと、「自分の今まで知らなかった部分を見つける」ってのが目的らしい。




先生…ってのが、元カウンセラーで、犯罪に手を染めた少年専門にカウンセリングやってた人なんだけど。













この前の講義で
「自分の中での決まり事をなくそう」ってのをやったの。



人は2歳〜8歳のときにツライ事があると、もうそんなツライ思いをしないために、自分で決まり事を作るんだって。
自分で自分を鎖で縛る。


誰にでもそれはあって、気づかないとその鎖に一生縛られてしまうんだって。

まだ世の中を知らない幼い自分に一生の行動を決められるなんて、おかしいでしょ?
正しい判断をしていない可能性だって高い。


だからカウンセリングに使うシートに記入していって、自分の鎖が何かを見つけようってことだったんだけど…

そのシートってのに、親のことを書く欄がいっぱいあったの。
【父親】と【母親】に分けて。


あたし父親の記憶は多少はあるけど悪い記憶しかなくて、父親の長所なんてわかんないの。
父親との楽しい思い出なんてのもないし…ね。




今まで呼び起こすことを避けてきた記憶を覚醒させんのも真面目にしんどいし、

小中学校時代の一部の友達はうちの親の離婚を知ってるんだけど、高校…ましてや大学の友達になんて「父親いる」みたいに嘘ついてるから本当に困った。



…で、たまたま斜め前の席にね、保育園からの友達の女の子が座ってたの。
この子はうちの親の離婚のことも知ってるし、さらに同時期に父親を病気で亡くしてて。

理由は違えど「5歳で父親とバイバイした」ってことは共通で…
仲も良かったこともあって精神的にお互い助け合ってきた。




だからカウンセリングのシート配られたとき、二人顔を見合わせて「10年以上避けてきた問題にぶち当たったね」って苦笑い。

でも【状況を知ってる人が近くにいる】っていうのはものすごく安心できたよ。







とりあえずシートは次回までに埋めて来いってことで講義終わったんだけど…
さあ、どうしようかな-?

まさかこの年になって親のこと書く授業があるとは(;´Д`)

次回の講義前に先生に相談かな。
友達には暴露したくないし。
てかあたかも父親がいるかのように振る舞ってきたから今更「母子家庭なんだ」なんて言えないよ。

あたしが人生において
最も長い期間言い続けている嘘。
今だに上手くごまかせないけど。













看護を学んでいくなかで
精神論とかも学んで

【片親】ってのは子供に色んな影響を与えていることを知って
その影響に自分も心当たりがあったりもして

正直、かなりしんどいよ。
惨めだよ。
笑えないよ。









あたしは「看護師になりたい」っていう確固とした意志をもってるわけじゃない。

だから余計にムリ。





看護師なんかバカでもなれると思ってた。
なかなか偏差値低い専門学校だって看護師になれるし。
楽な仕事なんだと思ってた。

でも実際は
しっかりとした信念と
曲がらない意志と
潰されない意地がなきゃ
勤まらない仕事なんだね。


心がない人間は絶対に看護師にはなれない。







ヘナチョコ根性のあたしは
もう逃げることしか
考えられなくなってきてるよ。

学校辞めたくて
どうしようもない。






それでも辞められないのは

サークルの先輩たち
親のお金
辞めたあとの進路

…いっぱい不安があるから。



へぼいね。

あたしなんかが病院勤めてたら患者さんみんな死んじゃうよ。





筋肉の名前覚えたって
骨の名前覚えたって
神経の名前覚えたって

心がなくちゃ意味がない。




もちろん知識も大事だけど
一番に患者さんを考え
行動しないと
それは看護師じゃない。













真剣に悩んでるよ。
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