最後に末っ子の勝クンを妄想してみましょう♪
彼は多分…小次郎が小6の時点で幼稚園にも行ってなさげよね…
小次郎とは8歳くらい違うかな…
お父さんが亡くなった時はまだ物心がついていない…よね
母ちゃんがパートに、出ている間、新聞屋のおっちゃんとかが面倒見てたのかな?
カツジさんが亡くなって、当然生活のために母ちゃんは働く…
長男はそこで、家計を助けるために新聞配達やおでん屋の手伝いをするくらいシッカリ成長してたけど…
尊クンと直子ちゃんは、2人でお留守番デキるくらい(あと、母ちゃんや小次郎兄ちゃんから頼まれた簡単なお手伝いがデキるくらい)にはなっていたとして…
勝クンが育つに、他人の助けはあったと思うのね…
小次郎兄ちゃんは、学校とサッカーとバイトあるしね。尊クンと直子ちゃんだけで何とかなるくらいになるには、数年かかるよね。
新聞屋やおでん屋のおっちゃん…
そして、なんか優しくしてあげたくなってしまう母ちゃんの人徳で、パート先のスーパーの休憩室で、みんなに面倒見て貰っちゃったりして…
物心つく前からそうだった勝クン…
実は人誑し能力は日向家No.1!!
遺伝的素質と、環境が揃っていますよ奥さん♪
で…物心ついてから間もなく、日向家の生活は、豊とは言えないながらも安定したんだよね。
小次郎兄ちゃんが東邦に行く契約に「お家の生活費援助」もあったんだもんね!
学用品や学級費給食費の心配は、もうなかった。
小学生のうちに、お家ができちゃった。
貧乏経験は殆ど、体感として自覚はしていないんじゃないかなぁ…
お父さんは、物心つかないうちに亡くなったけれど、「あんたのお父さんは立派な人だった」ってみんな言うから、きっと自慢できる父ちゃんなんだろ。
穏やかで温かい母、凄いサッカー選手の長兄、学年トップクラスで生徒会長の次兄、しっかりしてると共にちゃっかりもしている喧嘩もできる姉…
勝クンは、ノビノビとした青春を送ったよ多分…
精悍で引き締まった容姿を貰いながらも、物心つく前からの経験値で、愛嬌のある笑顔とキャラ…中高生時代はモテモテ!!
ハングリー精神はそれ程育たなかったから、勉強も部活もソコソコに、青春謳歌。
成績普通で、部活は県大会出場が目標レベルのバスケ部かテニス部で二年目にレギュラーになる…
中学時代から彼女がいる…
運動神経を生かして、体育大学に行って、高校の体育教師…教え子と恋に落ちて、彼女の高校もしくは短大卒業と同時に結婚。
「モテる人だし」と浮気を懸念する声に反して、けっこうマイホームパパになっちゃったりしてね。
日向家の生活苦の影響は殆ど受けず、凄い兄にプレッシャーを感じることもなく…
母ちゃんに「普通の男の子を育てた感はこの子が一番だね」と、語らせるコと妄想します。
勝クンに息子が産まれたら、物凄く女誑しになりはしないか…それだけが心配です…