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アンプタ

アンプタ っていうか整形病棟でオペ出ししてくれよ

切るまでは形成(循環器も)、切るのは整形、切ってからは整形→主治医へお返し。

腰椎麻酔で行い、普通はICU,HCUでなくまた病棟に戻ってくる。

書類上の手続きがあって、キーパーソンにやってもらう必要あり。

【前日までに行うこと】

〜「腰麻チェックリスト」を見ながら〜

・チェックリストの準備…感染症や血液型などの電子カルテのコピーは不要となった。

・静脈決戦のリスク評価の用紙を出力し、主治医または執刀医のサインを貰い、指示があればSCDポンプや弾性ストッキングを準備する(浮腫があれば弾ストは履かせない)

・術衣、オムツ、紙カルテ、IDカード

・手術、輸血、麻酔の同意書…手術同意書に左右の記載がなければ必ず執刀医に書いてもらう!

「手術室持参」の点滴の確認

・現在の内服薬の内容が分かる用紙

・当日は欠食

・抗凝固薬は中止になっているか最終確認

・手術部位のマーキングはなっているか(青シール貼っているか)

8Wから「四肢切断の手続きについて」の用紙と、家族への説明用紙を取り寄せて説明しておく

・(前述の用紙を参照しながら)家族へ、葬儀社へ連絡し、箱とドライアイスの準備をしてもらう(当日の術前に持ってきてもらう)

・役場に行って、斎場使用許可申請書(火葬許可申請書というふうに、市町村により名称が若干違うかも)(ホームページからダウンロードできるところもある)(これ術後でもいいけど何回も往復していただくことになるから大変)

【術前】

・術前のメイン、抗生剤の投与

・ふつうは20Gで、オペ用ルートで、患側と別の上肢にルートをとる

・ベッドで出棟。木箱やドライアイスも持っていくからワゴンも必要になる。

・家族は手術室まで付き添ったら、腰麻なので病棟で待機。付き添い許可証と、名札を渡す

【術中】

・術後ベッドの準備…浸出液や嘔吐が予測される場所にラバーシーツを敷く。全麻でないのでふつうは電気毛布は使わない。あとは点滴台や酸素、ポンプ類などだが、オペ室から多分何が必要か教えてもらえるはず

・オペ室から木箱取に来て〜と連絡があるので取りに行く。覆い布を見栄えがよいようにセロハンテープで止めたら機材庫に安置。

【術後】

ベッドと一緒にモニターやパルスオキシメータ―を持参すると安心

・オペ中のinout(出血量と尿量)を申し送られる

・もともとバルーンが入ってると、細かいメモリのやつには特に変更なってこない

・帰室時と、帰室1時間後は必須!! あとは3時間後とか、状態に応じて。心配なら頻繁に。尿量も細かく見ておく。

『観察』

・疼痛

・どこまで麻酔が効いてるか、健側の足を動かしてもらう

・健側の足背動脈、患側の鼠経動脈など残っている動脈は触れるか

・発熱・・・術後の感染徴候か、それとも自然な吸収熱か

・心電図モニター

・創部のようす(オペ室で弾性包帯でおおわれてくるけど)

・血圧、呼吸抑制

・麻酔の副作用として頭痛、悪心、嘔吐

※執刀医に術後の抗生剤は8時間後の〇時でいいか、疼痛時指示は、など確認しておく

『手続き』

・術後は病棟でIC(ムンテラ)後、家族に証明書等交付申請書(診断書 21602枚のところの開いているスペースに、「斎場使用許可申請書用」と看護師が手書きする)を書いてもらい、斎場使用許可申請書とともにお預かりする。

・執刀医が診断書(死亡診断書ではない)を記載。斎場使用許可申請書は医師に渡し、病院の住所と医師の指名、捺印をしてもらう。この署名は診断書の医師でなくてもいいらしいけど、ふつうはどっちも執刀医がしてくれるよねぇ。これと診断書と証明書等交付申請書を一緒に医事課か救急窓口へ下ろす。(別々でもいいのかもしれないけど一緒に下ろしたほうが手間じゃないよね)書類が戻ったら看護師もサインし、家族にも受け取りサインをもらい、家族控えの用紙と斎場使用許可申請書と診断書を家族へ。残りは医事課へ下ろす。

・診断書を持っている人と木箱は一緒に行動するよう説明。逮捕されちゃうゾ! 市町村役場へ行き、火葬の日を決めてもらってね。

・もし手術終了が夜間になったら、翌日の朝いちばんで手続きしてもらう。

・翌日以降の手術部位の処置は整形医師が行うので看護師は開けない。

・浮腫にならないよう体位を工夫する。

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