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生食

●生食とは

500ml輸液すると、血管に125ml、間質に375ml分布。

食塩水は血管と間質にのみ分布する。

血管の膜の孔>Na>細胞膜の孔>水

Naは血管膜の孔より小さい⇒間質に行く

Naは細胞膜の孔より大きい⇒細胞の中には入らない

※水はNaとくっついている

※血管の膜が大きくなり、いつもより多くのNaと水が血管から間質に移動した状態を「血管透過性の亢進」という。(アナフィラキシー時)

体の水分の5%が血管、15%が間質にある

⇒血管:間質=51513

よって、生食を500ml輸液すると、血管に125ml、間質に375ml分布。

ハーベスト

末梢血骨髄幹細胞採取 PBSCT

【必要物品】

処置車参照(バイタルセットも。ワゴンに乗せて持ってく)+止血包帯+CVの準備(必要そうなとき。末梢確保出来なかった時のため)
・処置車ごと持っていく。

【前日まで】

・最初からクリーンルームの人もいるが、ハーベストまでは大部屋でも可。(大量化学療法はクリーン)

・チェックリスト参照。

・当日は6時までに採血をとって6時までに検査に下ろす。

7時にはG-CSF、当日も打つ。

・リドカインテープ貼付しておく。2時間前までに。

【施行中】

・ルートをとるのは医師。

イソジン綿棒で消毒。脱血16G(ハッピーキャス)、返血20G(スーパーキャス)

【低カルシウム血症】

・手足のしびれ、吐き気、めまいなど。強直性痙攣(テタニー/助産師手位)、意識レベル低下。

・ポカリ飲んでもらう(介助)。

・症状あれば医師にカルチコール投与の指示をもらう。(または、1時間30分、3時間、終了時)
・カルチコール8.5% 5ml+生食15ml=合計20mlは生食
・510分かけIV(急速投与することで血圧変動や心悸亢進や徐脈や熱感などの副作用が起きる可能性)。返血ラインをつかってよいが、返血のタイミングによっては圧が強くて全然注入できないこともある。(ロックシリンジだと便利…!)
※心悸亢進:動悸。前胸部の不快感。徐脈でも頻脈でも正常心拍でも感じる。

【迷走神経反射】

・失神、血圧低下、心拍数低下

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