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水頭症と正常圧水頭症

【水頭症】
頭蓋内に多量の脳脊髄液が貯留して、脳室などの髄液腔が異常に拡大する状態。
頭蓋内圧が上昇する。

小児成人

原因:小児では髄膜炎後、脳の形成異常
成人ではSAH、頭部外相後

症状:頭痛、嘔吐、脱水症状
※落陽現象:眼球上転障害のため瞳孔が下方へ下がる

治療:シャント(短絡)手術
VPシャント(脳室ー腹腔シャント):脳室から腹腔内へ髄液を導く
脳室ー心房シャントもある

【正常圧水頭症】
髄液圧は正常。

60歳前後に多い。

原因不明のこともある。
頭部外傷後、16ヶ月後に症状が出ることも。

歩行障害、尿失禁、認知症
※治療できる認知症!

瞳孔

散瞳:両眼とも5ミリ以上
縮瞳:両眼とも2ミリ以下

気管切開の慢性期

気管切開後
鼻腔→口腔→カフ上部→気管切開孔の順番で吸引
カフ上部は5mlのシリンジでゆっくり引く。シリンジは汚染なければ同じ患者に使い回してよい。
カフ圧は各勤務で測定する。
人工鼻は1日に1回交換する。どれくらい汚れたか観察する。
気管カニューレ交換
耳鼻科などの医師が行う。
物品を請求しておく、サイズや、カフ付きかどうかなど確認しておく
◎イソジンでない消毒綿棒
◎エンドルブリ
◎ガーゼ
◎Yガーゼ
吸引機の準備、PPE(交換時出血することがある)
セッシは使わないかも
古いカニューレなどを外したタイミングで頸部の清拭を済ませる
★カフ圧が変更になるかもしれないので医師に今までと同じでよいのか聞く。また、次回の交換日を聞く。外来等の予約を確認する。さらに、使用するカニューレも、確認しておく。

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