父親の墓参りに行ってきた

最近15年乗った車が息も絶え絶えなので
徒歩と電車で行く


汗が吹き出る

つくづく車の有り難さを感じるが
もう手離そうと思う

便利さとハイコストは背中合わせ

余分な荷物はもう持ちたくない


墓にいつも供えてある花がなかった
母親は来ていないらしい

何かあったか?
こんなふうにしか安否確認ができないなんてね

つくづく互いの無関心と憎悪を感じる

母親も私も
閉ざされた扉を
蹴り破ってでも開ける主義じゃないから


向こうから誰かが開けるのを待つよ、私はね