タイトルなし

私の最低限の人間関係

それすらも時々疲弊して
はやくひとりになりたいと思うときがある

話すときはいつも
機嫌を損ねないように
地雷踏まないように

喧嘩なんてできることならしない方がいい

人は些細なことで
目の色や表情が瞬時に変化する

それを見るのが嫌だから
いつも気分がいいであろう言葉しか言わない

時々間違えるけど


それでも
そんな努力は実を結ぶことなく

私を感情の捌け口にしたり
自分勝手な要求ばかりを押し付けられる

ような気がする

そしてたぶん
私も同じ思いをさせているんだろう


生きてくことはとても難しい


乗るか乗らないか

たくさんの人が
目の前に到着する列車に乗り込んでゆく

私はただいつもそれを見送ることしかできない
でいる

列車はここから抜け出したいという
皆の欲求が原動力

たどり着く先は
天国なのか?わからないけど


少なくとも
乗ってしまった方が未来は明るいんだろうと思う

なぜなら
皆がそうしているから

でも
ただ乗っていればいいという列車ではなくて
その車内では独創的な労力が必要で

途中脱落することも大いにあり得る
だから皆が必死になる

自分の幸せのために

そんな
露骨な弱肉強食の時代に突入したのかもしれない


いずれにしても
列車に乗らないことには話にならないから

車内から車外に向かって
偉そうに講釈を垂れている輩もチラホラいる

さながら神の如く
まさしくそんな気分でいるのでしょう






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