凄まじい苛々、不安、焦燥
現代人につきまとう負の感情
それらを乗り越えて生きてくために
精神論だけで立ち向かえる？
努力とか根性とか？
あるいは多用される必要な気分転換とか？
グルメ、アルコール、ギャンブル、ショッピング、旅行
ひとりでも楽しめるストレス解消方法
今の日本でこれ以外あるかな？
私には思い付かないけど
それらでさえ
適度に楽しみとするには自制心とお金が不可欠
結局意味ないじゃないか？
何の解消にもなりはしないんじゃないか？
結局手に入れるのは不可能じゃない？
ならせめて
苦しまずに安らかな死を与えて欲しい
体が病に立ちゆかなくなったなら
望む人には安楽死を
それを望むことはそんなに難しいこと？
今の日本ならね
いろいろ制約が山積み
人は皆いつか遠いところに行くのにね
人の一生とはなんだろう？
真面目に優しくありたいと生きたとて
長生きして幸せな老後が待っている訳でもあるまいし
そんな生き方も
単なる自分勝手な思い込みに過ぎないのかもしれないし
今日が無事に終わっても
明日は薄氷の上のように
いつ割れるかもしれない氷を恐々と踏みしめて進む
それの繰り返し
下ばかり見ていたら災いは上からも降り注ぐ
避けようがない
何人もの人と
わかりあえない会話を延々と繰り返し
それでも
わかりあえた振りをして
わかりあえたと勘違いして
それを幸せだと思い込む
誰かの愚痴やら怒りに付き合って
必死で励ましや慰めの言葉を探して紡いでる
自分自身の理解者は
フィクションの世界に追い求め都合のいい解釈で着地する
私の一生はそんなところなんだろう
血が繋がっているからこその縛り
定期的にやってくるしんどいアピール
それに振り回されてはいけない
偏見がひどいかもしれないけど
うつ病と診断されたら特権階級と勘違いする人いるよね
どんなわがままも許されるみたいな
逆に診断されてないから
苦しくても頑張ってる人もたくさんいると思うけど
辛いとかしんどいの限界って人によって様々で
そのハードルの高さを決めるのも
人それぞれなんだと思う
人の弱さを受け入れないくせに
自分の弱さは思い切り主張してくるひと
意外と多いと思う
そんな理不尽でこの世の中は常にまわっているんだろう
そこに怒りを募らせても出口は見つけられないから
楽しみを見つけて
楽しんだモノ勝ち
現世で生きてくならそれが一番大切だと思う
(なにがなんでも生きてかなきゃいけないから)
毎日を真面目にコツコツと積み上げてゆくことに果てしない絶望を感じる
「雨ニモマケズ」みたいな
コザッパリと素朴に清廉潔白に生きることなど
今の世の中ではいわゆるただの「バカ」なんだろう
惜しみ無くあなたに優しさを振り撒いたとて
あなたはそこに胡座をかき
優しさは当たり前で不満にすら変わり果てる
優しさとおせっかいの違いとは？
強さと無神経の違いとは？
何も言わないからって
何も考えて無い訳じゃないんだよ？
言わないとわからないって言う人は
自分の想像力のなさを反省するべきだと思う
私のそんな戯れ言など
どこにも届きはしないのだが
桜の葉が誰にも気付かれずにひっそりと散ってゆく
花でなければダメなのだ
木漏れ日がゆらゆらと光と影を描いていた
好きなことをたくさんやって
行きたいところにたくさん行って
欲しいものを我慢せずに買って
嫌なことは嫌だとはっきり言って
腹が立ったらしっかり怒って
そんなことをどうしてやってこなかったんだろうと思う
今からでも遅くないと思えば救われるのかもしれないが
過ぎ去った日々はもう取り戻せないことも事実
置いてきぼりにならないように
必死にしがみつくけど
季節にすら追い付けない
いつもただ後ろ姿だけを必死に追いかけている気がする
生きてゆくことはとても厳しい
人と関わることは神経を磨り減らす
それでも生きて行かなければならない
今日を取り敢えず生き延びることができたなら
それはとても幸せなことなのかもしれない
そして恐らくは
ほとんどの生き物は自分では思いもよらなかった形で命を終えるのだろう
疑問符が頭をぐるぐる巡るだけの中で
