5月の太陽の光は何故にこんなにも神々しいのか?

生きとし生けるものを優しく包み込む

青葉が柔らかい風を抱き締めて
ふわりふわりと揺れるたび

木漏れ日が大地に柔らかく降り注ぐ


そんな季節をまた迎えられた喜びと感謝
やがて厳しさを増してゆく暑さまでの穏やかなひととき

そんな日々にひっそりと影を落とす思い

ずっと
心をズタズタにする人間関係に疲弊しても
どこか耐えようもなく体が辛くても
平気を装い誰にも打ち明けられずにきた

そんなこと自分でどうにかすることだと信じていた

何のためらいもなく私の目の前に
自分の悩みや不調をぶち投げて来るあなたに

その無邪気さと無神経さに私は立ち尽くし
憎しみすら感じてしまう

何故に誰かがドウニカシテクレルと考えるのだろう?

誰かに話すだけで楽になれるってやつ?

悪いけど私の乗る船は1人乗りだから
二人は乗れない
沈没してしまう

それならそれでもいいのかも、と思うけど