日々のあれこれ

先のことをあれこれ考えだしたら
前に進めなくなる


もしかしたらと考える悪い想像に
足をからめとられて

どうして、未来は悪いことが起こりうるとしか考えられないのか？

ネガティブに過ぎるからなのか？
楽観的な人間ではないからだろうか？
よくわからないけど


明日のことだけ考える

とりあえず
明日はささやかな約束事があって
その時笑い合えたらそれでいいじゃないかと

夏を過ごすのは生命力がいる

なにも誰も守ってくれない
じぶんでじぶんを守るしかない季節だと思うから


蝉の狂った音が響いて
彼等の抜け殻やら死骸やらが目に入って気が滅入る


もし、輪廻があるなら
もし、蝉に生まれ変わったなら

七日しかない命に
いろんなことを想像してみたり…


生きることはどんな意味がある？


人間として生きたあとに
輪廻があるなら
地中で蠢く何かに生まれ変わるなら？

地獄の如く日々が待っているだけ？


夏にありがちな恐い話にありがちな？

答えなぞ有りはしない
怪談なんてありがちなものに片付けられたくない話


それでも答えが欲しい
死んだらどうなる？

誰か知ってる人いる？

世の中には
毎日のように親と連絡を取り合っている人もいる

年老いた親が心配だからだろうか？

時に、神経を逆なでするような言葉を吐かれても
それは老いが為すことだと
優しく受け止められる

端で見ていてとても素晴らしいと思う


人間ができているのか
親孝行をすることが好きなのか


少なくとも
親に良くしてもらったとは思っているからだろう


私にはできないことだ

いつまでも嫌な思い出を引きずっていても仕方ないと
そういう人は口を揃えて言うが


そんなに簡単なことじゃないんだ、と思う
こどもに悪意を抱く親は存在する

人は皆いつか死ぬ

その死に際に
その人の生き様が浮かび上がってくるのだと思う


どれほどに
まわりの人間を傷つけてきたのかが

ここ数日とても疲れた

何をするのもため息ばかり
からだというよりも気持ちが疲労困憊


人のネガティブに影響されすぎ
体調が悪いのも仕事が忙しいのも嫌なことがあっても

そのイライラを私に真正面からぶつけるのやめてほしい


私は私自身を保つために
自分なりに精一杯努力してる

愚痴とか相談ならいくらでも話聞くけど

不機嫌オーラを撒き散らすのはだけはやめてほしい

そういうのって
信頼関係を破壊するだけだから


人間の薄っぺらい信頼関係なんて
壊れるのなんてあっという間だから


なにもわかってないと思うけど

連日の雨も今朝は止んで
弱々しいながらも太陽の光と


今年はじめて
蝉の声をきいた


短い命
精一杯生きておくれ

ナニモノにも振り回されないで

誰の不機嫌にも振り回されないで

自分のペースを死守して


一体、誰に言ってるんだか…