ただ不幸だっただけ


どこかに出掛けたい
でもそれができない
そのストレスが我が身を蝕む


少しだけでも誰とも話したくない

誰かが自分の前から歩いてくるだけで
殺意を抱く


すべてはウイルスのせい

それでもワクチンは受けたくない
少なくとも接種で死にたくはない

皆が何の躊躇いもなく接種していることに
愕然とする


副作用ありきのワクチンなのに?

これも選択の自由はあるんでしょ?


あらためて凄い時代だと思う

家族で食事会しただけで
皆から断罪されるのだから


ワクチンで死んでも
コロナで死んでも

誰も驚かない
ただあなたが不幸だっただけ

それだけだ

閉塞感


夏が呆気なく旅立ってしまった

いつもならもっと
ジリジリと私達を苦しめて
心底ウンザリさせてから旅立つのに

その代わりかわからないけど

日に日に
迫り来る壁のように
閉塞感が勢いを増してゆくような気がする


どんどん追い詰められて
選択ばかりを強いられて

何をどう選べばいいんだろう?


ヒタヒタと邪悪な何かが
近付いてくる嫌な感じ

もう逃げ場はないの?

人の傘で生きる

世の中には
いくら努力しても決して報われないことがある 


私は今を余生だと思っていて
好きじゃないことをやる時間はもう無いと思っている


人は二人いれば
わかり合うこともできるけど
殺し合いも起こりうる、らしい


ひとりでいることは楽だけど
責任も重くのしかかる

私は
自分の食い扶持を稼ぐことすらできずに

誰かのオンブニダッコでいることに甘んじている


それでもいいじゃないかと思っている
人生は短いのだし


好きに楽に適当に
生きていきたい


現実は毎日
イライラすることばかりなんだけどね


それも仕方ない



人と繋がり


もう少しあなた達が
連絡やら連携を取ってくれてたら

今日の訪問は必要なかったでしょ?
朝からふつふつと襲ってくる怒りと腹立ち


誰かの不手際
誰かのウッカリ

時にそれがどうしようもなく許せなくなる

人との繋がりなんて
そんなことをして、されての繰り返しだと思うけど



自宅に人が来ること
どうしようもなく嫌いな人間もいるんだよ


簡単に「おうかがいします」とか言わないで欲しい


さも、親切心から出てる言葉なんですよ
みたいなニュアンスを漂わせながら


それが一番腹立つのかもしれないけど

墓参り

父親の墓参りに行ってきた

最近15年乗った車が息も絶え絶えなので
徒歩と電車で行く


汗が吹き出る

つくづく車の有り難さを感じるが
もう手離そうと思う

便利さとハイコストは背中合わせ

余分な荷物はもう持ちたくない


墓にいつも供えてある花がなかった
母親は来ていないらしい

何かあったか?
こんなふうにしか安否確認ができないなんてね

つくづく互いの無関心と憎悪を感じる

母親も私も
閉ざされた扉を
蹴り破ってでも開ける主義じゃないから


向こうから誰かが開けるのを待つよ、私はね



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