ろむせんに戻るんじゃなかったんかーい!!!

初めてパソコンで小説書きました。楽ですね、うん。パソコンほしくなってきました。

これまたしても続きを書かない感があるんですが、せっかくなのであげます。いつも通りヒロインの名前は斎藤ユキちゃんになってます。

ていうか明日から実習です。最後の実習です。私・・・この実習が終わったらリボーンのDVDボックス買うんだ・・・

夏休み中のだらだらしてる一日なんてあっという間に終わるんですが、実習になるとこれが長いんだなーこれが。でもがんばります(^p^)











俺たちはいわゆる幼馴染で、小学校の時からの友達だ。家も近くて、通学班も一緒で、「赤也くん」「ユキちゃん」って呼び合って、家同士でも仲が良かった。お互いの家に泊まりに行ったり、飯食いに行ったりすることも多かった。
でもいつからか俺はあいつを「ユキ」って呼べなくなって、二人で遊ぶのも嫌になった。「赤也くん」ってついてくるあいつを、「向こう行けよ」ってつっぱねたこともあった。俺が中学受験をしたこともあって、だんだんユキとは疎遠になった。


「全国大会、優勝おめでとう」


だから、久しぶりに会ったあいつは全然違ってた。髪も長くなって、日が暮れるまで遊んで真っ黒だったはずの肌は透き通るみたいに白い。同じくらいだったはずの背は俺のほうが少しだけでかくて、そしてなにより、その、胸が大きくなってた。なんていうか・・・女っぽい。


「全国なんてすごいね、新聞に載ってたよ」
「・・・先輩がだけどな」
「そう?でもすごいよ」


どぎまぎする俺を余所に、妙にすました声でこいつはしゃべる。なんかいたたまれなくなって部屋に戻ろうとすると、すれ違いざまに「ユキちゃんうちでご飯食べて行くからね」と母さんに言われた。「ユキちゃん綺麗になったわよねー」なんて、だから女親っていやだ。

夕飯はサイコロステーキで、これは家にお客さんが来たときの定番メニューだ。俺はこんなに小さく切った肉よりでかいのを一気に焼いたほうがいいって思うんだけれど、ホットプレートでころころ焼くのが女どもは楽しいらしい。父さんも俺と同じ意見だから2対2のはずなのに、母さんと姉ちゃんの力が圧倒的に強いのでそれは聞き入れられたことが無い。関係ないけど、家はシャンプーも俺たちはメリットで母さんと姉ちゃんはパンテーンだ。不公平すぎる。


「それまだ焼けてないよ、これあげる」


適当な一つに箸を伸ばすと、あいつがそれを制して、俺の皿に自分の持ってたのを入れる。これって間接キスじゃん、なんて思ったことが恥ずかしくてすぐに口に入れると、思ってたよりすげー熱くて吐き出しそうになった。慌ててお茶を飲んでいると、あいつがちょっとだけ笑ってる。


「・・・・・・っだよ」
「別に?なんでもない」



笑った顔が少し可愛いなんて思ったことは、絶対に言ってやらない。