金やプラチナ製のアクセサリーは、かつては気に入って使っていても、年齢に似合わなくなってしまったりして何年も使わずじまいという方も多いと思います。
家にそういうものがあれば、お近くの金買取店で売却することもできます。
注意するべきは、手元の金やプラチナ製品が本物かどうかです。
本物だと信じて持っていても、実は偽物だったというケースがあります。
鑑定士にそのように言われたら、買ったときに騙されていたのだと諦めるしかありません。
貴金属を購入しても、盗まれるのが怖いので置き場所に困りますよね。
普通の家庭なら、家に置いておくのも一般的だと思いますが、金庫くらいは無ければ安心できないでしょう。
もっと桁違いの量、例えば資産家が金の延べ棒を大量に保有する場合などなら、強固なセキュリティが必要になるので、取引のある銀行で貸金庫を借りている例も多いですし、最近では金を買った会社に有料で保管を依頼することもできます。
それでも、どうしても不安なら、金の形で資産を保全することにこだわらず、専門業者の買取に出してしまうのも一つの手でしょう。
リーマンショックやギリシャの経済危機の影響を受け、金の価格が上昇しているようなので、手持ちの金製品を買取に出したというケースでは、自営業の方は勿論、サラリーマンの方でも場合によっては確定申告をしておかなければ後々面倒なことになります。
購入時の価格以上で売れた場合など、売却によって生じた利益は税務上、譲渡所得として確定申告の対象となりますが、50万円の控除枠があるので、所得のうち50万円までは非課税です。
色々と複雑な計算はありますが、要約すると、50万円以下の譲渡所得であれば実質的には税金は課されないということです。
金を買取に出そうと考えたとき、普通に思い至る売却先といえば、最近多い「金・プラチナ買取」系のお店ですよね。
とはいえ、専門店は素人には敷居が高かったり、どうしても信用しきれないという人が私の周りにも多くいます。
さて、そういう場合には、デパートでの買取がお勧めです。
催事場で、特定期間のみ出店している場合も多いです。
一般の買取ショップと比べると安心感があり、街の買取ショップより人気の場合もあります。
長年使っていない金製の指輪やネックレス、イヤリングなどの処分に困っている方もいるかもしれません。
そのまま眠らせておくより、買取に出すことをお勧めします。
貴金属を買取してくれる店を探して、現在の金相場や、店ごとの買取価格を確認し、どこが一番高値を付けてくれるか比較検討するのが賢いやり方です。
店によっては手数料や査定料を買取価格から差し引いてくるので、表面的な買取価格だけではなく、色々な情報を確認しておきましょう。