ずっとプラチナだと思っていた指輪などを買取ショップに持って行ったら、それより価値の劣るホワイトゴールドの品だったといった経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
実はホワイトゴールドだったということなら、プラチナと比べると大幅に価格は下がります。
プラチナは大変希少で、金を上回るほど高価なので、プラチナに手を出せない人は代わりにホワイトゴールドを身に付けるようになったのです。
ホワイトゴールドは金とニッケル系やパラジウム系の合金で、「K18WG」などの刻印があればホワイトゴールドです。
ちなみにプラチナなら「Pt」などの刻印になります。
ホワイトゴールドも金を含んでいますから、プラチナには価格で劣るとはいえ、それなりの値段で買い取ってもらえるのは確かです。
要らなくなった金のアクセサリー等の売却時には、考えておかねばならない点があるのです。
すなわち、ある金製品を買取に持ち込むとしても、店舗ごとの基準によって、最終的な買取価格は全く異なるという点です。
お店が掲げている買取額や手数料をチェックし、どの店舗の買取を利用するか、色々な情報を総動員して判断しましょう。
未だ記憶に新しいリーマンショック。
それから今日に至るまでで、少しずつとはいえ、金を買取に出す際の買取価格が高くなってきました。
また世界の金融を巡る動きとしては最近、経済破綻を起こしたギリシャの国内において、預金の引き出し制限も発動されました。
このことも、先のリーマンショックと同じく、金の市場価格を引き上げる起爆剤として機能したのではないでしょうか。
せっかくの金買取。
気に留めておくべきことは、買取価格の相場を把握することに尽きます。
買取価格で後悔しないためにも、相場を欠かさずチェックして、買取のタイミングを決めるべきです。
店が買い取る額は、申込の時の相場によって決まるというケースが多くなっています。
相場変動を逆手にとって、可能な限り高い値段で売りたいものですね。
バブルの崩壊以降、現在にかけて、一般の人々からも金買取の需要が高まっているので、市場の拡大に合わせて、街には金・プラチナ買取系の店が乱立するようになりました。
全国規模でチェーン店を出している業者もいくつかある模様です。
そういう店舗がどこにでもあるのは便利なことでしょうし、価格競争になることで、買取金額が全体的に高くなったり、利用客に優しい方向に全体が変わっていくのではないでしょうか。
お店の人も、よりお客さんに優しくなるかもしれないですね。
われわれ利用者の側としては、嬉しいことだらけですよね。