リーマンショックやギリシャの経済危機の影響を受け、金の価格が次第に上がってきているので、この機会に買取に出そうという方が多いようです。
この時は、その金額や状況によりますが、必要な書類を揃え、確定申告の手続きをしなければなりません。
売却の利益、つまり買取価格から購入時の価格や諸費用を引いた額は税務上、譲渡所得として確定申告の対象となりますが、地金(インゴットなど)の場合、50万円の特別控除が受けられます。
色々と複雑な計算はありますが、要約すると、50万円以下の譲渡所得であれば税金はかかりません。
また、年収2000万以下のサラリーマンでその他の所得も20万円以内なら、確定申告も必要ありません。
最近はどこでも金買取の店を見かけるようになりました。
利用時の注意点は、誠実で信頼できるお店を選ぶことです。
金額だけを前面に出した広告に釣られることなく、その店が本当に信用できるのかどうかを十分見極める必要があるでしょう。
ちょっとでも悪評判が付いている店はどんなに広告の文句が良くても、利用してはいけません。
中には高価買取を謳う広告もありますが、手数料の額によっては、結局他の店と変わらない金額しか受け取れないので、見積後、成約の前に必ず確かめてください。
タンスの奥に仕舞いっぱなしの金の装飾品はどなたにもあるかと思われます。
タダで手放すのは惜しいという場合には、買取ショップへの持込みを検討してもいいと思います。
金やプラチナを専門に買い取ってくれるところもここ十年ほどで急激に増えてきたので、実際にその品物が何円くらいになるのか一度見てもらうのもいいでしょう。
金買取業者の中には、ネットでの申し込みを受け付けているところがあります。
メールやラインで商品の画像を送ると、おおよその査定をしてくれるケースも多く、お客さんにとっては便利ですよね。
郵送などで買い取ってもらう場合も、店頭の場合と同様、商品と一緒に、免許証などの写しを送ることになります。
また、なるべく高値での買取を狙うなら、念入りに業者を探さなければなりません。
買取額が高くても手数料を引かれてしまう場合もありますが、手数料を無料にしている店舗も増えてきましたので、なるべくそういう店を選びたいものですね。
若い頃に買ったけどもう身に付けていないといった金やプラチナのアイテムというのは、どなたの家にも結構あるのではないでしょうか。
そんなときは買取ショップで換金しましょう。
貴金属買取のお店はたくさんありますが、ウェブサイトなどに載っている買取価格を参考にして、どこが一番高値を付けてくれるか複数の店の情報を見て比較するといいと思います。
また、手数料の有無などでも大きな差が出るので、手数料の有無などは必ずチェックしてください。