もちろんちーちゃんが本命で、テニプリでは赤也くんにぞっこん(死語?)なんですが、何故かタイプでもなんでもない仁王くんが気になってしょうがないのでその魅力について検証していきたいと思います。別に誰が得する訳でもないが



気になったきっかけが全く思い出せないんですが、とりあえずまず気になったのがこちら。





画像見にくくてすみません。

いわゆるモアプリの仁王くんルートの一場面なんですが、これを初めて見た時『こいつ歳取ってんなー』と思った覚えがあります。なんか枯れてる。彼女がどうも一筋縄でいかないから、疲れてしまったのか?

それにしても仁王ルート素敵でした。苦しそうな仁王たまらない。この時点で、この人の良さはペテン師とかなんとか言っといて、好きな子に対しては1人の男でしかないみたいな人間的な弱さが感じられる部分だと思いました。ていうか仁王ルートはモアプリ至上最強だったんじゃないだろうか…贔屓目か。



いきなり乙女ゲームから始まってしまいましたが、こちらは原作の仁王くん。





こえーよ!

『テニスの王子様』203話『菊丸の誓い』より。菊丸にボールをぶつけた仁王くん。故意かは不明だけど多分故意。なんかもう本当に立海は暴力に溢れてるな。もうジャッカルを解放してやれ!

しかし何より怖いのはこのスーパー尖ったチョロ毛男にメロメロしてたらそいつが七三分けの訳分からん男だったというまさかのオチです。柳生ファンの方すみません。だが分かってはいてもいつもこの成り代わりに驚きます。いろんな意味で

ここで注目して欲しいのが目の下の線!あれなんなんだろう!

そう思いながら半年ほど暮らしてきましたが、今日ついにその答えを見つけました。





『メンズヘアカタログ'10』より。これでしょ!?これが描きたかったんでしょ許斐てんてー!

私にはこの線の正体がよく分からないんですがおそらくは寝不足か肌荒れによるものなのではないかと…!クマの一種かな?

ここでファンブックなんぞの仁王くんデータを引っ張り出してみますと、仁王くんの睡眠時間は起床/就寝時間:6時45分/1時となっています。

つまり仁王くんがベッドに入った途端眠れるのび太タイプだったとしても、睡眠時間は5時間45分。そして参考までに赤也くんのペアプリなんぞを見てみますと、起床/就寝時間:6時40分/22時半…赤也くんは言わずもがなのび太くんタイプなのでおそらく8時間は寝てるかと…。仁王くんやはり少ない。

しかし同じくペアプリに赤也くんと載ってる薫ちゃんは4時間未満しか寝ていないので、なんとも言えません。ストイックすぎる。

どうでもいいですがお母さまの思惑も虚しく海堂兄弟は随分男らしく成長したようで…葉末くんはもっとふわっとした子かなーなんて思っていましたが。お兄さんに似てガッツありました。

話が逸れましたが、中学生の分際でレイトショーなんぞに行ってる仁王くんはおそらく睡眠不足がデフォルトです。睡眠不足の自覚がない睡眠不足。

そしてまたまた仁王くんデータを引っ張り出してきますと、仁王くんの1日の平均摂取カロリーは約2000kcalとのこと。少ねェ…

薫ちゃんですらお昼には重箱弁当を食べているというのに、2000カロリーってどのくらいなんだろう。私は藤くんのごとくポテチが好きなんですが、あれはだいたい一袋400カロリーぐらいだった気がする。てことは仁王くんの1日のパワーはポテチ5袋分?さらによく分からない…

まぁとにかく寝ない食べないの仁王くんにクマ的な何かがあったとしても、なんら不自然ではないと思うのです。

そしてこの線(仮に枯れ線と呼びます)が仁王くんの魅力を増大させているのではないでしょうか…!

仁王くん=ペテン師・掴みどころがないなどなんかよく分からない、ミステリアスなイメージがありますが、好きな子の前では余裕なくなってしまったり、ほっといたら寝ない食わないでなんかもうこいつ本当は1人じゃ生きてけないんじゃないだろうか。そんな印象を受けます。

世の女子は仁王くんの飄々としたスタイルやら何やらに惹かれつつも、この裏設定的な?1人でも全然大丈夫と見せかけてその実全然大丈夫じゃないその不安定さとかを見抜いているんじゃないでしょうか。そしてその象徴として、枯れ線があると。ほら、ダメな男に女は惹かれやすいじゃん?



とかいろいろ書きつらねてきましたが、正直自分もよく意味が分からなくなってきました。

だがテニプリ界一の色男・跡部がその余裕な感じを押すのに対し、仁王くんは余裕のなさを前に出している気がします。こなみがか?よく分からんけど。

言うなれば仁王くんは寝ないしお水も飲まないでなんとなく全てが乾いていて、枯れ線を浮き出している姿が美しいんです。合うんです。

そしてそれが女子の、私の『仁王くんなんとかしてやらな』という潜在的庇護欲を刺激するのではないでしょうか。表向きには『仁王くんにだまされたい』とか思ってたとしても。

ここまで書いて『しかし仁王くんの枯れ線=柳生』ならば『仁王くんの魅力=柳生の魅力』という妙な方程式が浮かんでしまったのであれですが、仁王くんの魅力ってそういうところなんじゃないか、という。