比嘉の段取り先生こと甲斐くんの夢を書いてるんですが、全く終わりません/(^O^)\

本当はおまけで上げようと思ってたんですが、そっちの甲斐くん夢を先に載せとこうと思います。もはや夢小説でも何でもねーけどwwwww

エロじゃないですがそういう話ばっかりしてるので、苦手な方ご注意下さい。これきっと検索避けした方がいいんだろうな…

えむぶろでエロちっくな言葉検索したらここが出て、はるばる来てしまったそこのあなた!

ここは二次元に恋した女子の墓場なので注意して下さいね!エロじゃないけど特に18歳未満の方!

ブログに小説上げることの難しさを感じます……むむ。

最近の夢小説ラッシュで来て下さる方が増えたようで、嬉しい反面心配です。

これはあくまで夢小説、ファンタジー(?)なので、それを踏まえて読んで頂けましたら幸いです。












私の初めては、高校生の時だった。

初めて付き合った人と、初めて行った彼の家で。破瓜の痛みにぎゃんぎゃん泣く私を、彼は必死に慰めてくれたものだ。

こんなこと二度とするかって思ったけど、やっと繋がれた時はちょっぴり感動した。彼の体越しに見る世界は、いつもより少しだけ違って見える。

だから、もうあまり覚えていないけれど、私の初めては幸せなものだったと思う。


甲斐くんは私の3人めのお相手だ。2番めの人とはすぐに別れてしまったから、正直あまり記憶がない。

だけどはっきり言える、甲斐くんはダントツにセックスが下手だ。セックスというか、ムード作りというか。とにかく下手。

指を入れると爪が刺さるし、いつもおんなじことしかしない。私の好きな場所も分かってくれない。甘いこととか言えない。

だけど甲斐くんに『気持ちいい?』って聞かれると、何故だか『気持ちいい』って答えてしまうのだ。



「お前ら、玩具とか使わねーの?」

「平古場、下品」


平古場は甲斐くんの無二の親友だ。中学時代からの付き合いらしくて、甲斐くんを通じて私とも親しくしてくれる。

脱色した長い髪を靡かせて笑う姿は、何だかそれだけで絵になった。


「別にえぇやっしー、今はすぐ手に入るしよ」

「甲斐くんの以外やだ。気持ち悪い」

「…お前ってそういうとこ頑固だよな」


私が平古場とこんな話をしてるなんて知ったら、きっと甲斐くんは真っ赤になってしまうだろう。

彼は私を、どこか純粋な女の子だと思っている節がある。処女じゃないって知った時もショックを受けてたし、そういうところ妙に奥手だ。


反対に平古場は、女に対しての変な憧れがない。経験も豊富だ。

とっかえひっかえ彼女を作っていた時期もあるし、かと思えば誰とも付き合わない期間が続いたり。要は気まぐれなのだ(と甲斐くんは言っていた)。

かっこいいから女の子には不自由しないだろうし、おそらくセックスも上手い。全部含めてモテるのだと思う。


「裕次郎と2年も付き合うなんて、物好きだよなぁ」

「アンタだってそうでしょ」

「まぁなぁ」


裕次郎、いい奴だし。平古場の表情が自然とほころぶ。

私と平古場の共通点は、甲斐くんが好きだというそれだけに尽きる。


初めてのその日を迎える前は、私だってかなりのうぶだった。

セックスはたまらなく気持ちいいものだと思っていたし、そう信じて疑わなかった。人並みの興味があったし、人並みの抵抗感もあった。

だけど初めてそれをした時、こんなものかって、そう思った自分がいたのも確かだ。甲斐くんとする時だって、私はいわゆる『イけた』試しがない。甲斐くんと付き合っている限り、それは無理な気もしている。

でも、何でか分からないけれど、甲斐くんとすると幸せなのだ。甲斐くんの鍛え上げられた身体に触れただけで、下腹部がきゅんとなる。私の全身が、甲斐くんを好きだって訴えてくる。

甲斐くんのを口に含んだ時の、あの苦しそうな顔。潤んだ目。

庇護欲と嗜虐欲がない交ぜになって、私はくらくらしてしまう。なんて可愛いんだろう。

十分に濡らされなかったそこに甲斐くんが入ってくる時の、ちょっとした痛みと喜び。

入ったままキスをすると、もう愛しくてたまらなかった。イって欲しくなんかない。ずっとこうしていたい。

そう思うのに、甲斐くんに『いい?』って言われるとすぐに許してしまいたくなる。ずるい。


「…私、甲斐くんのこと愛してるかも」

「はぁ?」

「甲斐くんとすると、幸せなの」


どんなに前戯が下手くそでも、どんなに色っぽくなくてもいい。甲斐くんとのセックスは幸せだ。

あの褐色の肌に触れて触れられて、甲斐くんの匂いをいっぱい感じて。それだけでもう、十分満たされる。

そりゃあ、私が夢見ていた、ロマンチックでムードのあるそれとは違うけれど。甲斐くんはそれ以上の幸せをいっぱいくれる。

優しくキスしてくれて、抱きしめてくれる。気持ちいいかって、気遣ってくれる。それで、いい。


「平古場」

「ん」

「私、甲斐くんのこと好きなの」


そう言ったら、平古場はもううんざりって顔してた。

早く甲斐くんに会いたい。セックスしたい。

甲斐くんはきっと、すごくセックスが上手いのだと思う。





平古場くんたちが大学生くらいとか、そんな感じでしょうか?