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\(^O^)/


ドキサバが来て2ヶ月、相変わらず自分の中でテニプリブームが続いている訳ですが、一番長く書いている甲斐くん夢がどうしても終わりません。携帯のメモ機能パンパンですwww

もうこれ以上温存しても意味がないと思うので、一番気に入ってる主人公が平古場くんと対面するとこだけとっとかせて下さいoyz

なぜ甲斐くん夢を書こうとすると、いつも平古場くんの方を気に入ってしまうのだろう…あれか、ボス夢のスクアーロパターンか…

ていうか私は小説を書くのをあきらめて、ろむせんに戻るべきだと思いました/^O^\

この下からそれです…まぁ見ても意味分からない感じですが



この人を知らないはずがない。同じクラスの…そう、平古場くん。あの平古場凛くんだ。王子様役をあっさり断り、教室を出て行ってしまった平古場くん。確か、甲斐くんと同じテニス部。


「か、甲斐くん見ませんでしたか」

「ハァ?」

「私、同じクラスの斎藤なんですけどっ、甲斐裕次郎くん見ませんでしたかっ」


必死に声を張り上げてそう言うと、平古場くんはぶっ、と吹き出して笑い出した。お腹を抱えて、ひーっひーっと可笑しくて仕方なさそうに笑う。


「ぬぅーがやーよ!また裕次郎とっつかまえて殴ろうってかぁ?」

「ち、違いますっ!」

「あん時の裕次郎の顔っつったら、おっかしかったさー」


目の端に涙を滲ませながら、平古場くんは『こっちに来いよ』と手招きする。屋上に通じる扉の前、立ち入り禁止になっているはずのそこには、彼が寝ていたのであろう様子がありありと残されていた。無造作に引かれたジャージを踏まないように気をつけながら、傍に座る。


「それで?裕次郎になんの用よ?」

「え?え…えっと…なんか甲斐くんの様子が最近おかしくて…」


何がそんなに笑えるのか、平古場くんは時折大爆笑しながら私の話を聞く。

甲斐くんを追いかけて来て、何で彼にこんなこと話してるのかよく分からないけれど、人に言いづらかった話を聞いてもらえるのは嬉しかった。怖い人だと思ってたけど、笑うと年相応になって可愛い。


「それで?やーはどうしたい訳よ?」

「どうしたいっていうか…どうもしないで欲しいっていうか…」


ほれ、と渡されたポッキーを受けとり、口に入れる。お菓子は持ち込み禁止だったと思うけど、まぁいいや。甘ったるいいちご味。


「平古場くんは甲斐くんと仲がいいから、平古場くんから言ってもらえないかな…いつも通りにして下さいって」

「じゃあ何で殴ったんだよ」

「えっと…」


甲斐くんに言ったのと同じことをぼそぼそ話す。女の子たちとうるさくしてたのがやだった。見てらんなかった。

あんまり言い訳がましくて、自分で言っていて悲しくなってくる。結局私は、毎日楽しそうな甲斐くんやその友達が羨ましかっただけだ。それを逆恨みして、甲斐くんに当たってしまった。

顔を上げると、平古場くんはきょとん、とこちらを見つめている。私に気付くとすぐにその表情を消し、いつものすまし顔に戻る。…ちぇっ、可愛かったのに。


「……ふーん」

「な、なに」

「べっつにー」


平古場くんは遠くを見つめながら、何かを考え始めてしまったみたいだ。どう声をかけようか困っていると、ちょうど始業のチャイムが鳴る。助け船。


「じゃ、じゃあ私行くね!話聞いてくれてありがと」

「おー」

「…ひ、平古場くんも早く教室戻りなよね」


おせっかいだとは思いながらもそう付け足して、せかせかと教室に戻る。珍しく始業ぎりぎりに戻った私を訝しげに見ながらも、誰も何も言わなかった。もちろん、甲斐くんも。

先生が入って来て、授業が始まる。教室を何度見回しても、平古場くんは来なかった。








文才をくれー!!!(笑)

平古場くん割と好きになってきました。

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