4月1日。
夜。
22:14。
電話がくる。
今まで、電話が来ても病院にいるお父さんからだった。
それが、看護士さんから。
嫌な予感。
ちょうどステブと電話中で、すっごい取り乱した。
約3ヶ月ICUにいたら、たくさんの亡くなる人を見てきました。
面会はもちろん家族だけ、人数も2、3人…多くて4人まで。
時間も午前と午後に少しだけ。
でも、最期が誓いと家族全員、傍についてられるんです。
夜中なのに面会が許されました。
お母さん、お母さん。
呼ぶ度、少しだけ戻る心拍。
家族みんなでお母さんって呼んで、ピーって鳴る度に何度も何度も呼びました。
途中ね、兄が言ったんだ。
「次はもう、ゆっくり眠らせてあげよう」
兄もね、諦めたから言ったんじゃないと思う。
ずっと頑張ってきたお母さんに、これ以上キツい思い、してほしくなかったんだよね。
それでも。
「お母さん頑張りよるとぞ!」
って。
嫌だ嫌だ、いやだ。
一晩中、家族が呼ぶ度に戻ってきてくれたお母さん。
4月2日、08:02。
旅立ちました。
お疲れさまでした。
2014.5.9 P.M13:05