梅にも懲りず桜かな

旧暦８月３日は政宗公がご生誕された日です。

万海上人の生まれ変わりとしてお産まれになった政宗公。
以前仙台市博物館で見た「(政宗公亡き後の時代に)江戸幕府が本当に政宗公が万海上人の生まれ変わりなのか調べるよう仙台藩に達した書状」が面白かったです。それ位民間信仰の対象になっていたのだなぁ…と。

虎哉和尚や相田康安氏、景綱さんなどの教えにより育たれた政宗公。
きっと教える側は教え甲斐があるというか、失礼な言い方すると「自分の作品が出来ていく感じ」だったのではないかと思ってしまいます。


写真は以前読んだ「伊達政宗の手紙」です。
本によると、秀吉の現存する自筆手紙は約８０通。家康は約２５通。政宗公の手紙は千通を超すそうです。

政宗公は元々筆まめだったのでしょうが、自筆の重要性をご存知だったのでは？と思います。
それにしても政宗公の文を運ぶ人(飛脚？)は大変だっただろうなぁ…。
行って帰ってきたと思ったら、「次これ頼む」みたいなΣ(￣◇￣*)
あと政宗公の矢立は墨が沢山要りそう(*≧m≦*)

本には有名な景綱さんに宛てた左門さんが産まれる時の手紙や政治的な手紙、家族に宛てた手紙などが掲載されています。
私はとても読みやすかったです。


去年観瀾亭に行き博物館を見ていた時、別に女性二人組が居合わせましたが、博物館所蔵の政宗公書状を見て「字、下手」と言ってました。
思わず私は「いやいやいや！違うから!!分かってないなぁ〜」と心中で突っ込みを入れてしまいました(*￣Ｏ￣)ノ