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鳶が丸く円を描くが如く

兎に角悲しくて泣きながら色んな事をする一日でした。
鳶さんの事が本当に本当に大好きで、常々心から鳶さんの笑顔を願っていたし、頻繁に鳶さんは今何しているんだろうと思ったりもしていた。
ゲチストで良かったと心から思う。これからもゲチストです。
CDはまだまだ集め続ける。
色んな人の文章を読む度に涙目になるけれど、あたしは元気に過ごします。

ひみつ

先日は地区の定期飲み会だった。
お姉ちゃんは仕事で行けないので、あたしと甥っ子と祖母で行く事に成った。
途中で祖母は用事が出来て帰宅したけれど、暫くはあたしも楽しく参加していた。
他の人の会話を聞いてるだけが。
数時間飲みっ放しだったので、お父さん方は妙に酔い、独身のリーダーも勿論酔っていた。
若いパパの提案なのか、合コンの如く突如席替え。
其れでリーダーと近い位置になり、ひょんな事であたしの現在の状況の話に成り、うっかり話してしまった。不登校で引き籠りだと云う事を。
そうしたらリーダーは世話焼き心配性なので、あたしに働く事のアドバイスをして呉れるのだけれど、もう其れがあたしにとっては苦痛ね。
只でさえお姉ちゃんが居なくて緊張していたし、新参さんも居たので自己紹介もしたんだけれど、其れが素面でしたものだから緊張で死にたかった。
今回、何故かあたしの所迄お酒が回って来なくてほぼ素面でそれも嫌だった。場違い感。
そんな中での説教。最早消えたかった。
あたしは失敗を引き摺る。失敗したり思う様に行かなかった出来事を大事に心に仕舞い、其の心の引き出しから取り出しては凹み、取り出しては凹み、繰り返すのです。
時間が経っていても、時たま引き出しから飛び出ても来る。
リーダーにはこう云う「引き摺る」と云う事は理解出来ないと言われた。
此処数年考えた事が無かったけれど、やはりあたしは少数側なのだと、悲しく成った。
此れは勿論被害妄想なのだけれど、「お前はおかしい、もっと頑張れ」と言われた様な気に成った…。
ヘラヘラしていないと、泣いてしまいそうだったから、終始ヘラヘラしていた。
そんな凹み状態で甥っ子のおむつ替えに席を立った時、若パパさんが廊下で話し掛けて来て、少し話した。
他愛も無い甥っ子に関する会話だったけれど、優し過ぎて又泣きたく成った。
この日はやけに若パパが話し掛けて来てくれて、しかも若パパは明るい馬鹿なので、勝手に話してくれて話してて苦じゃない。
日も暮れて、子供達は花火。主導は若パパ。
最後の線香花火の時、子供達に一つずつ配る中、若パパが「特別に二つあげるわ!コッソリだよ。笑」と、二つ手渡してくれた。
其の後も、二つ手渡してくれるのだけれど、子供達に渡した流れで「お姉さん!お姉さんもハイ!」と線香花火をくれようとする。
続けて、若干声を落として「処女やけん!あ、違うか!!」と、線香花火を沢山くれた。
一瞬何を言われたか解らなかったし、少女かと思ったし、でも「違うか!」の雰囲気から察するに違う。
あたしは(え?は?)と云った反応しか出来ず、若パパは既に居ない。
しかし、あの若パパが近くに居て、一瞬の秘密っぽい雰囲気はドキドキしてしまった。
若パパは優しいし、子供達は無邪気だし、リーダーに言われた事を思い出して直ぐ其処の暗闇に潜む線路を見詰めるあたしであった。
暫く地区関係と離れたい。
でもあたしはファザコンとしての欲求を満たすと云う下心の為に参加しているので、多分次回も参加するのでしょう。

夜中なので許して

皆年を召した方は「何時迄も其の儘じゃ居られ無いでしょう」と言うけれど、分かっている。
此の儘だと自立した生活は出来ない、分かっている。
あたし自身も自分が何時迄も此の儘で居る筈は無いと思っているけれど、だからと言って今、今言われても何も出来ないし、其れ言われちゃったら頭真っ白になってどうしようも無くなる。
考えなくても良い時期は考えたく無い。逃避だとは分かっている。
たまに言われた事を思い出して、こうやって夜中の御悩みに成って仕舞うのです。
貧血で思う様に甥っ子と遊べなくて申し訳無くて苛々していて、そんな事も重なり、哀しく成った。
今日の就寝BGMはグルグル映畫館。
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プロフィール
ゆにさんのプロフィール
性 別 女性
年 齢 35
地 域 大分県
職 業 フリーター
血液型 AB型