風はあったけど天候も良く、朝から飛行場へと気分もそぞろ。

誰かいるかな?と思ったら、久しぶりにSちゃんに遭遇。
ライサンダーを見せると興味津々に質問攻めされて、良い飛行機だと称賛された。

今まではそんなに話したこともなく、どちらかというと敬遠気味だったから、普通に話せることにちょっと驚いた。

話している内に「今度うちの飛行場にも飛ばしに来いよ」と言われ、戸惑いつつも素直に喜んだ。

そしてSちゃんの見守るなか、タキシング。
地上滑走を数回繰り返して、一気に空へと向かわせた。

若干重いかな〜と思ったが、フルスロットル手前でふわりと浮いたのだから浮きは良いのだ。

糸を引くように上空を目指し、高度70m位で水平飛行に移る。
翼端失速を怖れて緩いバンクで左に旋回し、すぐに右に旋回させる。
水平8の字でバンクの癖をみながら、バンク角を増やしてゆく。

最も危惧した翼端失速は起きず、次は沈下傾向をみるために高度を上げ、最スローからの水平飛行。

トンボの様な長い主翼が効いているのか、重く大きな飛行機なのに沈下せずに伸びてくる。

グライダー程ではないにしろ、着陸距離の長さに要注意という結果。

しばし色々と自由に飛ばし、問題の着陸。

空を飛ぶ物にとって最も緊張する瞬間は、やりなおしもしないでスムーズに終わった。

モーターをストップさせた途端深く息を吐いたのは、やはり緊張していたんだな。

なんにせよ初飛行は無事に終わり、次からは完熟飛行を目指して練習あるのみ。
だなーっw