だいたい時系列順に箇条書きしていきましょうねぇ。
・園子姉ちゃんの貴重な出番A。
いや、園子姉ちゃんが両家のお嬢様なのを改めて認識させられましたね。
目録の確認とか、人間関係の把握とか、そういうことをきちんとできる能力がある…。お母様に鍛えられたんだろうな…。
今日のテレビアニメ版の方も、そのスキルがきちんと発揮されてたし、映画版ではほとんどなかった出番をしっかりと取り戻す活躍っぷりで良かったです。
・キッドVS平次
まあ、どうみても平次の逆恨みですけどね!(無情)
バイクに乗ってステンドグラスガッシャーン!!しに行く平次、さすがに頭に血が上り過ぎでは?
でも、キッドの素顔を見た途端に、急に冷静になっちゃうあたり、お前、工藤の顔が好きだよな…。(そういうわけではない)
今作は、切った張ったのアクションシーンが多かったのも良かったです。
・和葉ちゃんと今作限定キャラ
聖さんという今作の沼。
ちょっと自分を褒めてくれた人に興味を持ってアプローチかけようとする辺り、結局とても熱い人だったってことですよね。
和葉ちゃんが良い女っぷりを見せてくれた反対に、キッドを追いかけて剣道の大会すらブッチする平次よ。
沖田君は一応平次がいる和葉ちゃんへのボディーガードというか、聖の接触をやんわりと受け流してくれてるのに、それはそれとして平次にこの光景を見せてやりたいと笑うコナン君よ。俺もお前と同じ気持ちだよ。
・紅葉お嬢様と伊織さん
映画の途中途中で出てきて北海道観光をしている人たち。流石に日本最北端で告白はしないやろ……。
でも、この人も最後の最後でだいぶ活躍してるので面白いよな。きちんとストーリーに絡んで帰ってったの面白すぎた。
・蘭姉ちゃん
平次と和葉の仲を取り持つために、しっかり平次の背中を押す蘭姉ちゃん。
自分の告白シチュエーションと対抗されてることに気付いて、それも踏まえて平次の背中を押す蘭姉ちゃん。偉い。偉いとしか言いようがない。人には人の告白シチュエーションだよなぁ。
紅葉さんをだらだら引き摺りながら他人の告白に対抗意識燃やしてるようじゃあお前はまだまだだぜ平次……。
・キッドの変装について
雑京都弁の沖田くんイライラする〜〜〜〜〜。(笑)手を抜くんじゃないよ。
そして、小五郎のおっちゃんがコーヒーを落とした時、「あっ、眠らされるな(笑)」と思ったら案の定で。(笑)
・そもそもキッドについて
今回のキッドは、ビッグジュエルが目的じゃないわけですけど、じゃあなんで刀なんて盗もうとしていたのかと言えば、まさか親父の足跡を探してのことだとは。
かつての怪盗キッドが盗もうとして盗まなかったものを追い求めるっていうの、そういう親子のコミュニケーションの取り方しかもうできないからね。少しジーンとくる動機ではある。
それはそれとして、謎解きを全て探偵に任せるでないよ。親父は多分一人でやりきったんだぞ。
・カーチェイス
敵が本性出してきたねってターン。マジで函館を爆走するんじゃないよのカーチェイス。地方都市はそういうカーチェイスに慣れてないのよ。いい加減にしなさい。
っていうか、拳銃をパンパン撃ちまくりなのよ。日本だぞ。函館だぞ。ホントいい加減にしなさいだよ。
・恋のライバルの手当てをきちんとしてくれる聖さん
これが大学生の余裕よ。まさかこの後捕まるとは思わなかったけども。
・貴重な園子姉ちゃんB
時系列わやわやだけど多分ここら辺。
ここでもやっぱり園子姉ちゃんのYDKっぷりを確認。やっぱ今回は女子たちが大活躍と言うか、きちんと要所要所で重要な役目を果たしてましたわ。
・ちゃんと出番あったよ少年探偵団
今回ばかりは無いかと思った。博士のクイズも同様。きちんとあったね、出番。
・お宝の場所の暗号を解読するターン
アガサ博士、東京からそんな気球持って来てたんか……。今までで一番自己主張の強い発明品だな……。自分の顔を模した風船の気球って……。
しかも、今回のために床をガラス張りにするという特別仕様のものだぞ…。その上、アガサ博士に探偵団の子供四人が乗ってきちんと飛ぶ気球……。すごいじゃねぇか……。
みんなで順番に暗号解読のファクトを解消していくのかわいいね。
・乱闘&カーチェイス再び
ザコどもは沖田くんたちが受け持ってくれるの熱い展開だった。
そして、あゆみちゃんからスケボー投げ渡されるのも熱い展開だった。そうだね、コナンくん丸腰で対峙してたもんね。
そして、カーチェイス途中でちょっと助太刀してくれる紅葉&伊織。スタングレネードを街中にばらまくんじゃないよ。
コナンのスケボーといえば曲スケボー。ショートカットにロープウェイのワイヤー上を走るな!!
聖さんは急にセスナ飛ばしてきてビックリだし、平次の方はそっちを止めるためにセスナにしがみついて乗り込むしで、マジでここらへんのアクションとんでもねえ!!
セスナの上で真剣の打ち合いまで始まるし…。人間辞めてるの意味が良く分かったわ。
あと、一回負けて機上から落ちる平次を助けるキッドも良かった。これでチャラだな。
そして、映画恒例の花火ボール。今回もしっかり使われたな。
ここら辺の件で一番のファインプレーはやっぱ蘭姉ちゃんなのよなぁ。何か起きる度にどこか行こうとする和葉ちゃんをしっかりその場に押しとどめた蘭姉ちゃん。仕事ができる。
・事件解決に向けて
暗号も無事に解けて、暗号が残したものも無事に見つかって、それで今回の事件の犯人の悲痛な声よ。もう少し何らかの価値があるものだったら良かったものの、結局宝なんて無く、平気なんて物も無く、あったのはただのガラクタと成り果てた戦争の遺物っていうね。骨折り損のくたびれ儲けとはこのことだよ。人まで殺しちゃったのにね。
・大泉洋
今回の大泉洋さんの声優、とてもよかった。やっぱ舞台をやってる俳優さんは声優もかなり上手な気がする。今回、色々なとことで活躍している登場人物だったから、その正体にビックリでしたね。まさか変装だったとは…。やり口が息子と同じ。
・クライマックス
函館山に突っ込んだセスナから脱出していた平次が、和葉の前に降り立つシーン。
あそこで、目を覚ましかけた聖さんを即気絶させた蘭姉ちゃん、やっぱりお前がMVP。
ここまでお膳立てされたうえで、最後の最後に紅葉&伊織がポロっと妨害に来るのホンマ草。スタングレネードをうっかり落とすな。
そして、平次が和葉を庇うんじゃなくて、和葉が平次をかばうんだな、と。二人のパワーバランスをちょっと感じてしまったな。
そして、百万ドルの夜景を見ながら告白する平次。涙を流す和葉。このタイミングで掛かる主題歌の「相思相愛」最高でしたね……!
・エンディング後
そして、スタングレネードの影響で何も聞こえてない何も見えてない涙も流れて止まらん和葉ちゃんにもう笑うしか無かった。告白失敗!!!
まあ、やっぱりまだ平次には早かったということで。劇場版で関係性の発展とかさせないですよねぇ。紅葉さんの妨害成功で、北海道旅行も堪能したしお嬢様の目的も達成できた伊織さん大勝利ってカンジで。
いやあ、この二人がくっつくことはあるんでしょうかねぇ……?
・重大なネタバレ
マジで、劇場版の、エンディングの後にぽいと放り出されていいお話ではなかった。そもそもキーアイテムを持ってるんじゃないよ。自分が使った後に邪魔だからって人の家に送ってるんじゃないよ。
公式からマジの答え合わせをされるのはアカンって。衝撃的過ぎたって。
ホントに、映画終わった直後の観客たち、ほぼ全員「生きてたんだ……」って呟いてたもん。それくらい、黒羽盗一の生存は衝撃的過ぎた。工藤優作と双子だっていうのもあまりにもあまりにも過ぎる。ホントにいい加減にしなさいよ!!!
逆に言えば、本編ではあんまりこのあたりの関係性については語らないってことなのかもしれないけどな…。
マジで、エンディングの途中で劇場抜けた人可哀想。
今回の映画、ラブコメもしてたしアクションもしてたしで、かなり面白い映画でしたね!
一つ一つピースを集めながら暗号を解読していく感じ、王道って気もします。そして、劇場版コナンに恥じぬアクションよ。
まあ、思い返してみれば、爆発は少なめだったかな、と。鈴木財閥の建物も爆発しませんでしたしね。
でも、最後の衝撃も含めて、今年の映画はとても良かったです!!
来年は長野警察組がピックアップされるっぽいので、やっぱり楽しみですね。
どんな映画になるのやら……。
時系列わかんないけど、土方さんが政府軍に襲われた時に「俺の刀は兼定があれば十分だ(うろ覚え)」って言ってて、心の中の兼さんがガッツポーズ決めた。今回、土方ゆかりの刀って触れ込みの割には、お前の出番少なかったもんな……。
時系列わかんないけど、耳が良いから事件解決に役立つ和葉姉ちゃんのくだりも格好良かったよ。
これ以上の活躍は難しいから腰を打って強制退場させられる小五郎のおっちゃん可哀想だったよ……。