2020 大石春歌。8

○つるつると落ちた割れ目にまた落ちて三十路女もうたぐり深い

○つるつると落ちた割れ目に二度三度三十路女もうたぐり深い

○なかなかにかたい関所を突き破り泣いたむすめに直にいまいく

○なかなかにかたい関所に突き当り抜くかもどろかいまが肝心

○なかなかにかたい関所に突き当り抜くか破ろかいまが肝心



○細道を登り下りて箱根山相模のケツを見ながら抜けた

○全国の関所破りの大男顔は意外と良くて舐めたし

○全国の五十五ヶ所の関所破り妻に見せたりたまたま手形

○全国の五十五ヶ所の関所破り妻に見せたりきつめの手形

○国々の関も形も珍しく抜くまで息を飲んでドクドク



○ああしもた女改め大マラを挟みバレたしたまたま磔

○ああしもた関所女に待ちきれずお役人さま金ならあります

○あと少し江戸の女が目に浮かぶ入り鉄砲の玉も熱々

○良き男不振な所見当たらず関所なんとも出入が多い

○江戸おんな大石金見てはじめてと関所あたりに握り案内
(想像です笑)

★ほんとなの笑

○女らも関所あらため舐めていた色も形も手形おおいし

○女らも関所あらため舐めていた二日三日もあらためて見る

○女らも関所あらため舐めていた大石代官たまたま磔

○女らも関所あらため舐めていた手形合わせて大石ニヤニヤ

○中山道関所あたりで難儀して抜けてしまえばあとはなだらか

○可愛らしいむすめなにかと舌足らずしたも短きねとり絡まる

○つるつると灯芯つまみ縒りかけて眠るむすめに火油そそぐ

○つるつると逃げるむすめの後ろから爺がつかまえ金棒みせる

○尾張まで馬は止めぬと輿に乗り豊橋につき白酒がでる

○あと少し尾張も見えた気晴らしに昼に岡崎白酒がでる

○宮までは馬に輿にとむすめらの尻が痛いと乳までゆれる

○はじめての馬にむすめも怖じ気付き乗せられ駕籠にまた腰ゆられ

○浜風にゆられむすめの若狭浜蒸すたび開く口よき塩梅

○国々のくぐり味わう伊勢参り締まる二見と一目見るだけ

○そびえ立つ富士にむすめのこする目をながめて駿河田子の浦なり

○伊勢志摩を一目見渡す朝熊山手合わすたび身が引き締まる

○蛸ばかりなくて明石の浦の月あかせぬ夜の日のよき所

○つるつると肥前みなとに積み込みて出して見おくる大船の碇

○つるつるの有田の窯を湊から肥前の肌の白く冷たき

○伊万里より大きく帆かけながむれば碇に指差し白くつるつる

○つるつるの伊万里湊で碇上げ有田の磁器についてはなれぬ

○入れて上げ入れて松魚の土佐港ふと竿入れてすぐまた入れる

○災いを避けて描きたり大津の絵手軽にかけておおいし喜ぶ

○災いの鬼にも逃げたり大津絵をにぎりかけ軸鬼もよけたり

○災厄の旅にむすめも大津絵を土産おおいし軸をよけたり

○大津絵の安くてよくて災厄をよけておおいしむすめ極楽

○大津絵の売れば大事の人心絵師のむすめも金玉喜ぶ

○なによりも安くて早く御利益の大津絵おおいし魅力おおいし

○かけながめ拝みて見れば大津絵の災厄よけて御利益おおいし

○大石のマラもグッズの大津絵を拝むむすめも南無阿弥陀仏

○大石のマラもグッズのカタログをとなり大津絵妻よき土産

○大石のマラもグッズもよく売れる股に挟んで南無阿弥陀仏

○たのまれてくれと連れ立つ女旅おんなふたりも身は危険なり

○ぶるぶると馳走なりますほに火照るまたも濡れたし人情にふれた

○島田にて五日足留めつれだつて旅の土産だはよ見せてくれ

○豊橋について急ぎのすぐに立つ旅の土産だはよ見せてくれ

○よく見れば尾張むすめが手で招く一度入ればよく舌まわる

○大坂でみくじを引いて食いだおれ舌もまわるしまたいく決めた

○大坂に足を伸ばしてニ三日舌も回るし帰路につくまで
5:14

おかしいよ

発見パワースポットのあと

バタッ

※ともしゃん信州三首プラスワラ