ばいんばいん その2
デューテ「いいなぁ…。」
ノノ「あ、デューテ。なにしてるの?」
ファ「なにみてるのー?」
デューテ「ん? ドラっ娘コンビか。
僕ね、将来は素敵なお嫁さんになりたいからさ、この機関にいる素敵な女性達を見習おうと思ってみてるんだ!」
ノノ「お嫁さん!?」
ファ「いいなー!」
デューテ「カミラ王女みたいな妖艶な美人さん、ティアマトさんみたいなしっかり者のお姉さん、セシリアさんみたいな理知的な才女、ウルスラさんみたいに危険な香りの女ってのにも憧れちゃう!!」
ノノ「わかるよ!
セルジュみたいにお料理もお裁縫も得意な人って憧れちゃうなぁ〜」
ファ「パオラおねえちゃんもかっこいいよね!
みんなのおねえちゃんって感じがするもん!」
デューテ「大人の人ばかりじゃなくても、素敵な女性はたくさんいるからね!
シーダ王女やリリーナ公女、ラケシス様!」
ノノ「うんうん!シーマ王女に、マチルダ、クレアにカチュア、あとカゲロウも!」
ファ「ヒノカおねえちゃんはいろいろたすけてくれるし、ピエリおねえちゃんはおはなしがちょっとこわいけどやさしいね!」
デューテ「ここの機関にはいない人だけど、素敵な女性はまだまだいるよね!」
ノノ「マリアのお姉さんとか、赤魔法を使う紅い髪の神官さんとか、ラインハルトの妹さんとか、竜になれる踊り子のお姉さんも!」
ファ「みーんなつよくて、やさしくて、きれいで、かっこいいもんね!」
デューテ「うんうん!
はぁ〜…、どうしたらあんなふうになれるのかなぁ…。」
ノノ「ばいんばいんになるのも、立派なレディになるのも、やっぱり牛乳をのんだらいいのかな?」
デューテ「そうかもね。
よし、食堂に行って牛乳飲もう!」
ノノ「行こーう!!」
ファ「わーい!
ファもミルクごくごくのむのー!!」
召喚士♀「と、言う会話を扉の隙間から聞いてしまったのだけど…、2人はどう思う?」
アルフォンス/ボーイ「どうしてそれを僕/俺 に言うんだ い/よ」
召喚士「気になることじゃない?
お子様目線の素敵な女性像。
そう言えばあの子の名前が上がらなかったわねー…。」
ボーイ「メイが素敵な女性なわけないだろ。」
アルフォンス「え? どうしてメイの名前がでるんだい?」
ボーイ「へ?」
召喚士♀「メイちゃんの名前出してないんだけどなぁ( ̄▽+ ̄*)」
ボーイ「!! そっ…、それは…。」
召喚士♀「メイちゃんはボーイ少年の嫁だもんね!
お熱いことで。」
アルフォンス「仲がいいのはいいことだよね。」←悪気0
ボーイ「っっ! ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ーッ!」
アルフォンス「真っ赤な顔で走り出しちゃった…。
英雄で遊んじゃ駄目だよ。」
召喚士♀「アルフォンスには浮いた話がないから、そっち方面では遊べないもの。」
アルフォンス「遊ばないでよ!」
マチルダ「微笑ましいな。ここは。」
クレア「そうですわね…。」
レオ「今のって…、【微笑ましい】部類に入るの?」
セーバー「退屈しねぇんなら、それでいいじゃねえか!」
ぱたぱたぱた…………
お粗末さまでした