蒼国マスカレイドにでてくる錬金術がざっくりしているので、ネタバレに気を付けつつ軽く纏めてみました。
本当は連載の中で書けばいいのでしょうけど、そうすると文字数がとんでもないことになる(笑)
連載で判明次第、手を加えたりしていきたいです。
興味のある方は、ご覧くださいませ。
【錬金術】
ユースタシュ王国に伝わる術で、中等錬金術で等価交換・高位交換錬成、高等錬金術では無交換錬成ができるとされています。
簡単に言えば、等価交換は大量の銅と引き換えに少量の金を。
高位交換は少量の銅と引き換えに大量の金を、といった感じです。
無交換錬成は、何もない状態から金を造り出します。
下等錬金術は、金の錬成はできません。卑金属から武器を作ったり植物から薬を作るなどの、簡易的な錬金術です。
下等錬金術程度ならば一般人でも素質と訓練次第で扱えますが、中等錬金術や高等錬金術を扱えるのは、蒼国直系王族のみ。
錬金術に関する極秘情報はしきたりにより、国王と宮内長官の両者二名にしか伝えられていません。
現在中等錬金術を扱えるのは、ルーイヒとフレドリック王子、高等錬金術はカイル国王のみ。
極端に少なくなったのは、カイル国王が行った〈サングィスの粛清〉と呼ばれる、王侯貴族の大量処刑の影響です。
直系王族のみ錬金術が扱えるのは、蒼水神シルヴィトゥーナの子孫だから、と言われています。
【賢者の石】
錬金術に必要不可欠である賢者の石は、今の段階では詳細不明。言い伝えでは赤色の宝石のようなもの。
人間を不老不死にすることが出来るとまで言われている究極の物質〈賢者の石〉と神の子孫の影響からか直系王族は不老、肉体全盛期である18〜28歳ほどで成長は止まります。
国王に至っては不死であり金を作り出し死者をも蘇らせる――神の代理人と呼ばれるのはそれ所以です。何故神族の遺伝が薄まらないのかは、本編で。