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五い

「なぁ勘ちゃん。俺、人を羨ましがることは恥ではないと思うんだ」
「…」
「むしろ、それは自分を知る素晴らしい機会じゃないかと思う」
「…」
「なぜなら自分にない物を理解することでもあるからだ」
「…」
「そして自分を素直に出せる貴重な時だ」
「…」
「他人を羨んでもいいんだよ」
「…で、結局言いたいことは?」
「その小鉢の豆腐をくれ」
「…」
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竹くく?

竹「兵助ー!俺だー!結婚してくれー!!!(豆腐を持ちながら」
兵「…っ!////そ、そんな…急に言われてもっ」
「兵助…」
「……お前にそんなこと言って貰えるなんて…幸せだ…」
「兵助!!」
「一緒に幸せになろうな、絹子」
「…………へ?」
「やっぱり白無垢かな?いや、ここは南蛮のどれすというのもいいなぁ」
「あの…久々知くん?」
「嬉しいなぁ^^」
「兵助戻ってきてえぇぇ」


雷「勘ちゃん、今日放課後町にいかない?」
勘「うどんが喋った!!」
「殴るよ勘ちゃん^し^」

三年生と@

「久々知先輩、少しよろしいですか?」
「ん?やぁ、藤内!どうしたんだい?」
「…っあ、あのっ!今日の授業のわからなかったところを復習をしたいのですが、先生がお忙しいようで!で、委員会の先輩方にも声をかけてみたんですが…その…」
「(…早口だな…緊張してるのかな?俺はあんまり三年と接点がないしなぁ…そういや八左ヱ門だけだよな、委員会で三年の後輩が居るのは……)」
「あ、あのっ…先輩が差し支え無ければっ!勉強を教えて頂きたいのですがっ!!」
「……あぁ、いいよ。今ちょうど休憩しようとしてたんだ(にっこり」
「えっ!!そ、そうだったんですか!?すみません!俺…あ、いや僕タイミング悪かったですよね!すみません、失礼しますっ」
「…あぁ!いや、違う違う!!今俺がやってたのは趣味のだから!大丈夫だよ、見せてごらん」
「……ほ、本当によろしいのですか?」
「もちろん!」
「…っ!ではお願いしますっ!!」
「どれどれ……あぁ、ここはね……」



天井裏にて

「(うわあぁぁかわいぃぃ…!!)」

一人悶える勘右衛門であった。

五年生

「五年い組学級委員長の尾浜勘右衛門…相談があるんだけど」
「なんだい、改まって…同じく五年い組火薬委員会委員長代理久々知兵助」
「あぁ、実は…」
「兵助は豆腐についてとっても詳しくて、学園内で豆腐小僧と呼ばれています。以上、説明は五年ろ組学級委員長鉢屋三郎でした」
「おい!人物の説明だけで中身がないじゃないか」
「五年ろ組図書委員不破雷蔵…仕方ないんだ、アニメやドラマCDと同じ感覚でやったらこうなってしまった」
「やらなくていいじゃないか……ところでハチは?」
「あぁ、五年ろ組生物委員会委員長代理の竹谷八左ヱ門なら、五年い組実技担当の木下鉄丸先生と生物小屋を作ってるよ。木下先生は生物委員会顧問で在らせられるからね」
「だからさぁ三郎………疲れない?」
「…疲れた」



…………
疲れた(´▽`)

五い

「わーいっ!!今日は俺達の日だね!」
「うん。記念にお豆腐パーティーしよう!」
「木下先生どこいったんだろう…」
「先生が居ないうちにこっそり豆腐パーティーの準備してびっくりさせよう!」
「先生が久しぶりにお茶しようって誘ってくれたのに先生が居ないなんて!!」
「先生はもしかしたらお豆腐より豆乳のほうが好き…とか!?」
「先生ー!どこー!?」
「先生ー!豆乳ならすぐにご用意できますよー!!」




「…ったく、五年生にもなって騒がしいやつらめ……(あいつらの好きな茶菓子を用意してたら遅くなってしまった、なんてな…)」
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