水道水に触れて改めて思ったんですが、もうすっかり秋ですね。
ごめんシャルレイ海に行けなかったよ!!
いや作中じゃあ、まだいけるかもしれないけど、気持ち的にほら、私はもう秋の人なので海にダイブするには多少の勇気がね、ほらね。
夏、お前がもう一回ワシんちに来いよ。
追記にて妖霊道のネタバレがあります。
真面目なお話ですが、本編でほんとうに海に行けない人がいます。
私はその「置いていってしまう人」に対して、何を手向けることが出来るんでしょう。
書きながらなんとなーく、気持ちが重たくなってですね、ふとそう思ったんですよ。
これからその「置いていってしまう人」は増えていきますけれど、どこに置いていって、「置き去る側の人」は「置いていってしまう人」とどれだけの時間を割けるのかとか、いちいち考えてたら、なんだかごちゃごちゃした世界背景がすごく真っ白でだだっ広い海みたいに思えてきます。
泳いでも歩いても“虚実”みたいに白くて、そこで「置いていってしまう人」も「置き去る側の人」も笑っているような、無表情でいるような。
そんな感じで、納豆みたいに見えるようで見えないネバついた糸で繋がってるんです。
菫のお呪いと一緒ですね。
きっかけってそんなもんでしょうか。
そんなもんだといいなー。
2013-10-15 02:11