中学2年の大晦日だったかな、寝室でひとりイヤホンから流れるBUMPを聴いていて
もうすぐ年が明ける、今年最後に聴く曲は何にしよう!?って
その時に「睡眠時間」を聴いたのを今でも覚えている

あの頃は大晦日、今年最後の日っていうのがきっと自分にとって物凄く大きなイベントだったんだろうね

時が進んでどんどん大人になって、大晦日、新年、クリスマス、自分の誕生日、って何回も迎えたけど
もうあの頃みたいな輝きはなくなっていて、気付けばただの通過地点になってしまったみたい

きっと一生取り戻せない、これが大人になるってことなのかな

何もかも色褪せていくこの世界で、どんなに苦しくても逃げ場はなくて
あと何年?いつゴールがあるの??
何に向かって僕は生きていけばいいのだろう

おやすみ、続きは夢の後で

目を覚ませば素敵な1日の始まり
なんて思えてたのはいつまでだったの?
どこで僕は変わってしまったの?

そんな事を思い出した、久しぶりに帰った実家では寝るときに時計の秒針が響いていた