この先ずっと2人でいよう
2人でどんな未来にしようか
初めて感じた想いがそこにあった
なんだか自分の人生に先が見えた気がして嬉しかった
きっと決められた幸せであろう未来を壊したくなくて毎日必死だった
周りの期待にだって応えたかった
けど、そこに居たのは未来ばっかり見ていて今に追いついていない自分で
いつの間にか目の前の事さえ考えられなくなっていた
だけど時間は過ぎてくの
立ち止まる事は許されない
哀しい事は上手く隠して、"本当は違う"って言い聞かせていた
そうすれば今も思い出も全部楽しい事に変えられると思ってた
自分の想いよりも遥かに上回る周りの期待に押しつぶされそうだった
それでも必死だった
未来の幸せを壊したくなかったの
いつしか話せない事が増えて、分けられない痛みが増えて、隠さなきゃいけない顔が増えて、ひとりで泣く夜が増えた
もう未来なんてとっくに見えていないのに、心なんてどっかに置いてきちゃってるのに
それでも生きている限り毎日は訪れるわけで
向き合うのが怖かったんだよ
今の自分と
でも僕は気付いてほしかった
もう君の前に居るのは空っぽの僕でしかないことに
いつかは気づいてくれるんじゃないかって、どこかで期待もしてた
だから毎日が苦しかった
何度も自分の手で打ち切ろうとした
なんでだろうね、未来は幸せな筈なのに
「君の幸せは僕の幸せ」
それはきっと作られた想いでしかなくて
幸せなんて人それぞれ違って
同じ事で幸せって思える瞬間が2人の幸せで
ただそれだけで
だってお互い違う人間なんだから
約3年間、本当に楽しかったんだよ
2人で泣いたり笑ったり怒ったり悔しかったり…
僕の大学生活の支えは間違いなく君でした
だから今日まで毎日を繋いで生きてくことができました
大丈夫、今は無理でも
いつかはひとりで立てるように
僕は今もこれからも君をずっと応援しています