三日月夜話
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3day Bouz Photo Diary

秋の日に「ドッキリ」
・・日時計(Diary)
2020/10/21/Wed 18:56


まだ時々夏日になることがある10月。

いつまでも夏空のような雲が浮かんでいたけど、ここのところ朝晩ひんやりして来て、ようやく羊雲がぽかぽかと浮かぶようになった。

湿度も下がって、心地よい青。


そんな秋の日に、予期せぬ来訪者がありまして。

昨年1月に亡くなった父が、在職中の仕事の部下だったかた。

もう83歳になられるという、穏やかな老婦人。

父は亡くなる半年前までは、記憶もしっかりしていたので、「xxさんって誰?」と聞いても、ちょっと考えてからどういうヒトでどんな間柄だったか、教えてくれてました。

だから父と交流のあった大抵の人の名前は知っているつもりでした。

それが、その老婦人のお名前を伺っても、わたし、心当たりが無いのです。

父は浮世絵と銘酒が大好きで、その方の実家が造り酒屋だそうで、その方からよく頂き物をしていたらしいのです。
浮世絵も。(写しですが)

色々と全然知らなかった話を聞いて、びっくりするやら、呆れるやら、笑っちゃうやら。

まぁ でも、母は35年前に亡くなってしまっているので、このびっくりな話は、母が元気だった頃のことではないので、微妙にほっとしたり。

けどそんな良くしてくれたヒトがいたのなら、再婚も考えたって、わたしは反対しなかったのにな……。

最初はあまりに突然の来訪だったので、これってよく聞く、亡くなったあとに「私が愛人です」っていうヒトがでてくるやつ?
なぁんて身構えちゃいました。
(ミステリーの見過ぎ)

それにしても……

父よ、ドッキリはもう無しにしてよね。

彼岸から父が「てぺぺろ」なんて、ちょこっと舌出して笑っているような。

そんな気がして、わたしも苦笑い。

Thema:今日の一枚

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