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俺らが出会ったのは約三年前
三成が調査官になる前のことだった
その頃の記憶は曖昧だが
俺がガラの悪い連中に
絡まれているときに
三成が助けてくれて
そのお礼にとお茶に誘った
そこで連絡先を交換して
またお茶に誘ったりして
俺らの関係が始まった
まぁ当然俺は喰種だから
食べられるものはコーヒーだけだ
だから最初は喫茶店でよかったのだけども
だんだんとファミレスや寿司など
俺にとってきつくなっていく一方だった
だが、なんで俺はそこまでして
三成とかかわっていたのか。
食事の回数を重ねるごとに考えていた
ただ、最初のころは
助けてもらったお礼と言い
だんだんと三成を油断させ
食べようと思っていたはずなのに
どこから間違えたのだろうか
三成の一つ一つのしぐさ
無表情だが根はすごく優しく
俺を気遣ってくれたり
まぁ
俺はいつの間にか
三成に惚れてしまっていた。
そのあと、食事だけでなく
お互いの家に行ったりするようになってからだ
三成が俺に告白してきて
まあ俺たちは付き合うことになったのだ
あとから三成に聞いたのだが
三成は俺に一目ぼれしたそうだ
男に一目ぼれするなんて
どういうことだといいたかったのだが
俺も一目ぼれじゃないにしろ
男に惚れえる時点で三成のこと言えなかった
だが、三成と付き合ったことにより
俺は自分で自分の首を絞めていることに
気が付いていなかったわけじゃないが
知らんぷりをしていた
そのことが俺にとって
後に致命傷となる