今日は月１観劇会の年始め
片岡愛之助さん主演の「西遊記」
東京公演初日
席は１階席の中央後ろ方面
明治座は舞台からの距離が狭いので
表情までよく見えた
可愛い孫悟空でしたわ
基本コメディで笑いっぱなし


石に封じられた孫悟空が三蔵法師に
呪縛を解いてもらって自由になる
ところから始まった
そもそも孫悟空が呪縛でふうじられていたのは天空界で暴れてお仕置き
されたがため
500年ぶりに自由になった孫悟空
三蔵法師の下僕になるとは大嘘
逃げ出そうとして頭に輪っかを
つけられ渋々従った
この三蔵法師は意外に軟弱でお腹が
空くと倒れてしまう
仕方なくおぶる孫悟空
カッコ悪い！

つぶやきながら歩いていると
お金持ちの兄妹に出会う
村を助けてくれた人だけど実の
姿はブタと婚礼しなきゃならない
嫌なのでやっつけてくれと頼まれる
村を荒らしたものと仲間だとばれ
孫悟空がこらしめる
それは猪八戒と沙悟浄
仲間になって（ついでに馬も）
旅を続ける
天竺（インド）は遠い


是空国という豊かな国に到着
そこは悟空が一緒に天空界で暴れた
牛魔王（白牛）が治める国
望むものは何でも手に入る
三蔵法師は遠い天竺に行かなくても
願えば経典が手に入るという誘惑
から逃れようと必死に経を唱える

いいんじゃね、ありだよ

という孫悟空の言葉に迷い経典を
手に取り読んでしまう
いくら読んでも知っている事
いぶかしく思い「幻想」だと悟る


実は牛魔王の后はたちの悪い妖怪
すべての人を香りで惑わしていた
是空国は貧しい
人々は窃取されながら死んでいった
孫悟空たちと后の手下との戦い
色々あってなんとか勝った

三蔵法師一行は
ありがたいお釈迦様（藤原紀香）に
励まされ再び天竺への旅に出かけた
（映像だけの出演）


そんなストーリーでしたわ
牛魔王は松平健さんだし
三蔵法師は小池徹平さん
沙悟浄は加藤和樹さん
猪八戒は戸次重幸さん
后は中山美穂さん
豪華なメンバーでしたわ


最近は大道具を作らずＣＧを
投影したものが多い気がする
今回はほとんど背景はＣＧで
動きも宙吊りとＣＧの併せ技
なんか映画を見てるような
気がしてきた

リアリティは増すがちょっと
淋しい気がする



さてご飯まで２時間半ある
近くの水天宮にお参り
まだまだ時間がある
九段下まで地下鉄に乗り靖国神社
呆れるほど広い
お参りをするともう一万円札しか
ないのでおみくじは引けなかった
まあ、いいか


ルノアールまで飯田橋方面に歩き
コーヒーでひと息
歩いていたので暑かったけど
かなり冷えていた感じ


さて、神楽坂を上って「向日葵」
という鉄板焼の店に到着
食べられないものは鳥だけと
告げてあったので、、、、
カニサラダのかにみそソース
ふぐの白子の焼き物
苦手なものが続く
やっと鉄板焼のコースが始まる
アワビに伊勢海老、牛肉
ガーリックライスに味噌汁
デザート

美味しいんだけど苦手はどうにも
ならない
半べそ書きながら一口食べて
ネズミンの空の皿と取り替え
でも伊勢海老は食べごたえがあって
大満足


風邪引いてなければもっと美味しく
いただけただろうに
（ネズミンも風邪が移った）
ワインも飲んだしまあいいか


楽しい年始でしたわ


追記
さすが愛之助さん
みごとなバクテンしてました
歌舞伎役者だねぇ