『ブラックボード〜時代と戦った教師たち〜』のプロデューサーの
植田さんは,『特上カバチ!!』のプロデューサーでもあります.
『特上カバチ!!』の公式サイトにある植田さんの言葉.
今読むことで,色々な想いが,運命が繋がるような気がしました.
田村が翔くんじゃなきゃ駄目だったように,白浜正平も翔くんじゃなきゃ駄目な理由が分かります.
こうして繋がっていくんだと,とても感慨深い思いで読み返しました.
【キャスティングのこと】
櫻井君との出会いは,「不良少年の夢〜ヤンキー母校に帰るスペシャル」の時でした.
とてもとても誠実な青年だなあ,というのが最初の印象です.
その時は,「なぜ,僕たちがこの役を櫻井君にやってほしいのか」と言う話を,青山劇場の楽屋で,長い間話しました.彼が何かの舞台に出ていたときに見に行ったときのことです.
彼は年下だけど,それを感じさせないほど,頭の回転が早い.
僕たちの託したいメッセージをしっかり咀嚼して,「わかりました.台本と資料をいただけますか」と言うようなことを言われたのを記憶しています.
仕事を引き受ける覚悟と準備を,きちんと重ねた上で,彼はやっと,スタートするのだなあ,と,僕らも気持ちが引き締まる思いがしました.
時を経て,今回の「特上カバチ!!」を制作するに当たって,誰がいいのか,色々,考えたときに,ふと,その時のやりとりを思い出したのです.
法律家と出会うときと言うのは,概ね,トラブルに巻き込まれたときですよね.
自分の人生に関わる「トラブルの処理」を頼む相手には,僕なら,やはり,自分が信頼している相手に頼みたい.勝っても負けても,納得がいく人に相談したい.
若くても頼りになる奴.それは,やはり,僕にとっては,櫻井君だったのです.
そして,今回,大変なスケジュールの中,櫻井君にどうしてもやってもらいたいのだと,なんども,マネージャーさんに頼みこみに行きました.
嵐は大ブレイク中で,スケジュール自体,連ドラが成立するほど,残っておらず,誰もが,うーーんと,うなってしまう状態だったのですが,本当に奇跡的に成立しました.
ただし,けして,偶然による奇跡ではありません.たくさんの人のあきらめない気持ちが生み出してくれた奇跡です.櫻井君が,ほとんど寝る時間がない,という前提でのお話ですから,櫻井君自身が,やる,と決断してくれたこと.マネージャーさんはじめたくさんのスタッフがそれをサポートするということを決断してくれたこと.
そんなたくさんの人の思いで,この作品はスタートしたのです.
櫻井君のファンは,櫻井君のファンと言うだけで,幸福だと思います.
判りやすく言うと
「よかったよね.私たち櫻井君のファンで,本当に良かったよ」
ってことです.
さらに言うと,
「まあ,嵐が好きになれて,本当にラッキー」と言うことでもあると,思います.
よかったね.みんな.
(
TBS「日曜劇場『特上カバチ!!』」 | インタビュー vol.10 植田Pからのメッセージより)
うん,やっぱり翔くんのファンは幸せ者です*^^*
翔くんの仕事と向き合う姿勢,覚悟,想いというものが,とても伝わってきますね.
いつだって全力投球なのが分かります.
一緒に仕事をする共演者さんやスタッフさんから素敵な言葉がたくさん聞けるのも,作品から受け取るもの,感じるものが多いのも,翔くんの向き合う姿勢のお陰だと強く感じます.
受け取る私たちも同じ温度で向き合えたらいいなと,改めて思いました.
翔くんと植田さんの素敵な出会いに感謝.